<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2004年05月12日

【物流】運送業界の景況感が僅かに好転

全日本トラック協会は、4月28日に「トラック運送業界の景況感(1〜3月期)」によると判断指数は依然マイナスのままだが、僅かに改善、三期連続で好転していると発表した。

輸送機関別・利用動向によると、宅配以外の特別積合せ貨物が僅かに改善しているものの、宅配貨物や一般貨物についてはほとんど変化がみられない状況にある。営業利益や運賃水準は依然低迷が続いており、全日本トラック協会は「4〜6月期の景況感も足踏みする」との見方を強めている。

また、鉄道輸送の1〜3月実績は、利用動向が足踏み状態となり、4〜6月の見通しでも大幅な利用拡大は期待できないとしている。運賃・料金の動向では、1〜3月実績では、各輸送機関・営業倉庫ともに前期実績と変わらないとしており、4〜6月の見通しでは、鉄道輸送で僅かに運賃引き下げ要求が強まるとしている。その他の輸送機関・営業倉庫については引き続き、運賃・料金水準の横ばい基調が続くとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:06| 物流事業者