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2008年12月15日

【物流】規制改革要望 全ト協の要望2件対応不可

政府の規制改革推進室は、10月4日〜11月13日まで募集していた全国規模の規制改革要望に対する関係省庁の第一次回答を公表し、全ト協が提出した要望3件のうち2件に回答した。
1件目の要望「高速道路での大型貨物自動車の最高速度規制の緩和」は、円滑走行を確保する観点から、大型貨物自動車の法定最高速時速80キロを90キロに引き上げるというもの。これに対し警察庁は「普通乗用車と比べ大型貨物自動車にかかる交通事故率は高く、高速度での事故は重大事故になる恐れが大きい」として、対応不可と回答。
2件目の要望「土砂等を運搬する大型自動車(ダンプカー)にかかる規制の緩和」は、物流コストの軽減などを図るため、ダンプ規制法等に基づく積載重量の自重計の取り付け義務および表示番号の指定と表示義務について、営業用ダンプでの廃止を求めるもの。これに対し国交省は「土砂などは安価であるため、スピード違反や積載制限違反、過労運転を起こしやすく、事故を起こした場合は重大事故になる可能性が高い」として、何れも対応不可と回答した。

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投稿者:gotsuat 11:42| 行政関連