2008年12月15日
【知識】三井物産、メキシコのハリスコ州水道局と下水処理事業契約を締結
三井物産は、同社連結子会社で水処理エンジニアリング事業会社のアトラテック社及び米国三井物産が全額出資する投資子会社を通じ、メキシコ・グアダラハラ市における２０年間の下水処理サービスに関わる事業契約に調印した。同事業ではアトラテック社と投資子会社が事業会社を設立・運営し、アトラテック社が下水処理プラントの設計・建設・操業・保守を請け負う。
同プロジェクトは、三井物産グループが開発から事業運営まで一貫した水事業サービスを提供するもので、本年７月にアトラテック社買収後の第一号受注案件となる。
三井物産はアトラテック社を通じて、ケレタロ州の下水処理事業やメキシコ石油公社のＰＥＭＥＸ向け廃水処理事業などに参画して、メキシコでは、下水処理施設の整備が急務である地域が多数あり、引き続きアトラテック社と共に同国の地域社会や環境保全に寄与する水事業の推進を図っていく。さらに、同社ではアジアや中東といった水問題を抱える他の地域における民活上下水事業や造水事業にも積極的に取り組んでいく方針である。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 11:42| 知識
