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2004年06月07日

【物流】運行管理や車両整備管理、再発防止策の徹底を

自動車運送事業(バス、タクシー、トラック、ハイヤー)は1993年から2002年の10年で、事故件数が2万件増加の6万6千件に上っている。これを受けて総務省は、厚生労働省国土交通省に対し、自動車運送事業における事故防止対策について監視結果・行政評価に基づき、次の3点を柱として勧告を行った。
   

(1) 運行管理および車両整備管理の徹底
(2) 同一事業者による同一原因・同一内容の事故の再発防止策の徹底
(3) 地方運輸局と労働局との相互通報に基づく措置の徹底

運行管理・車両整備管理については、調査の結果、不適切事例があるにもかかわらず、136事業者中126事業者が、運輸支局や地方運輸局で特別監査や行政処分を行っていないケースが見られた。
また同一事業者による事故については、特にバス事業者で事故を繰り返している事業者があるにもかかわらず、運輸支局などで再発防止策を講じていないケースが見られている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:09| 行政関連