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2004年08月04日

【物流】2007年までに本格的なITS社会へ

先月27日、国土交通省はスマートウェイ推進会議を開き、ITS(高速道路交通システム)のセカンドステージに向けた提言案を取りまとめ、本格的なITS社会を2007年までに実現することを提言案に明記した。
・ 携帯電話を利用した荷捌き場の確認・予約システム
・ 路上駐車の解消による荷捌きスペースの確保
・ 静脈物流における専用集配センターの整備とITSを用いた巡回回収の共同化
・ 配送先のゲートや物流センターをETC(自動料金収受システム)を利用して
ノンストップで通過する仕組み
・ 自動運転を支援するデータを車両に送信
などの検討や技術の開発が期待されており、車両の走行支援や情報送信などのサービス展開、官民連携による研究開発や規格の標準化を目指す。
また、インターチェンジをセカンドステージでは現状の2倍に増やすため、ETC専用インターチェンジの導入を進めている。先月23日に採択された実証実験により、全国20か所のパーキングエリア、サービスエリアと一般道を直結する。
今後、スマートウェイ推進会議は民間事業者や作業部会による検討会議を設置し、各方面の意見を取りまとめて今月中に提言を公表する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:39| 行政関連