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2004年08月05日

【物流】規制によるトラック新車登録の増加

国土交通省が、新車登録台数の推移について7月の「国土交通月例経済」の中でまとめた。これによると、関東では国による自動車NOx・PM法と、首都圏のディーゼル車規制がスタートした平成15年10月頃にトラックの急激な買い替え増加がみられた。
一方、近畿においては※首都圏ディーゼル車規制とは違い、自動車NOx・PM法は初度登録日に応じて、それぞれの車検の有効期間満了日を期限としているため、徐々に買い換えが進むと考えられる。普通トラックの新車登録台数は、平成16年に入ってから、平成12年度同月比50%程度の増加となっており、この増加は規制対象車両全ての猶予期間が終了する平成23年度にかけて、続いていくものと予想される。

※首都圏ディーゼル車規制
首都圏の1都3県(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)の環境条例により実施された規制で、国のPM排出基準を満たさないディーゼル車の運行を禁止し、初度登録から7年を越える全ての対象車両に対して平成15年10月という一律の期限を設けている

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:38| 行政関連