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2004年11月10日

【物流】スピードリミッターに関わる調査結果

スピードリミッターに関わる調査結果を運輸労連が発表した。
これは、スピードリミッターを装着している大型トラック乗務員1万人に対して、実施したものであり、調査内容は以下の3項目である。
(1) スピードリミッターの装着が原因と見られる新たな渋滞地点とその要因
(2) インターチェンジの出入り口等における危険地帯およびその要因
(3) 懸念される新たな問題点
調査によると、(1)(2)ともに東名高速道路の富士川や、名神高速道路の吹田など交通量の多い地点で、【合流】など瞬間的に加速や馬力の増加を必要とする区間の影響が高くなっている。
また、(3)については、【あおり行為を受けた】という回答が全体の70%と高く、これはスピードリミッターの装着の理解が、一般乗用車のドライバーに浸透していないことが原因と、考えられる。その他、【休憩時間が短くなった】【眠くなった】等過重労働に繋がると考えられる回答もあり、今後運輸労連では<スピードリミッター装着に伴う過重労働の実態の調査を実施する>という新たな課題にも取り組んでいくとしている。

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投稿者:gotsuat 13:22| 行政関連