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2004年12月27日

【物流】ETC車載器リース制度、来年度に創設

国土交通省は来年度、自動料金収受システム(ETC)車載器のリース制度を創設する。これにより、初期費用を低減すると共に、セットアップ数の急増に対応し、更なる普及を目指す。
ETC、12月初旬利用率は全国平均で初めて25%を越え、セットアップ件数では11月に過去最高の55万件となっている。また営業用トラックへの対応も進んでおり、40万両が装着済みとみられる。
回数券廃止後、高速道路通行料金割引制度はすべてETC利用に限定される。首都、阪神の両高速道路公団はとくに、対距離料金制に移行したい考えで、平成17年春までに利用率85%を目標にしている。
今年度は三公団(日本道路公団を含む)がETC装着に対する助成として、一両当たり5千円を通行料金から差し引く還元方式または、装着時に減額するかで実施。
月間リース料金は、ユーザーが分割して負担するが、詳細は決まっておらず、「リースと現行の5千円還元に不公平感がないよう、これから検討する」としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:43| 行政関連