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1999年11月09日

【流通】DHL 小口貨物強化 設備投資4年で150億円

ディー・エイチ・エル・ジャパンは9月28日、今後4年間で150億円の設備投資をすることを明らかにした。10月8日に多摩にサービスセンター開設に続き、来年初めには埼玉と京都にもセンターを設置、合計で新たに56のセンターを開設予定。トラックについては900台の集配車両を購入、合計1200台にする。
同社ではECの成長に伴い、ドキュメント輸送の市場が縮小すると見ており、パッケージ輸送に力を入れていきたいとしている。
又、コールセンターなどの人員を約1000人補充するのに加え、パッケージ輸送を販売するための営業研修を実施する。

『輸送経済新聞』 記事より
や: 脅威!

あ: やはりそうですか!

や: そりゃそうさ

あ: でも日本の小口輸送を行なう業者も
日本全国にプラットフォームを持ってるし
これから本格的に参入しても
厳しいんじゃないですかねぇ

や: だから君は伸び悩んでるっていわれんだよ!
グローバルな視点で見ろよ

あ: もちろん、DHLが海外でも強いっていうのは
知ってますよ!
でも、国内ではやはり大手宅配業者に強みが――

や: 何言ってんだい
日本のEC市場が爆発するっていうのに

あ: それも分かってますよ
それとどう関係があるんですか

や: 例えばさぁ、Americaのサイトが
どんどん日本語バージョンをだして
国内でも商品が手に入るようになったらどうなる?
また その逆もあるじゃん

あ: そ、そうですね
internetは時間、場所に縛られないですもんね

や: そう、だからグローバルな
ネットワーク=プラットフォームを持っている方が
ECの世界で有利なんだよ

あ: って事は、昨日話した
日本国内でプラットフォームを完成させている
国内大手宅配業も駄目ってことですか?

や: 駄目っていうんじゃないけど
これから業界再編が始まるよね

あ: 金融や自動車業界のようにですか?

や: そう、グローバルな企業・連合が
小口輸送の業界では強くなるよ
特にDHLは日本の商社によく利用されているからね

あ: 物流業界にも遂に外資の波が
押し寄せますね

や: それに 今投資するのは有利にはたらくんじゃない

あ: どうしてですか?

や: 建物とかの価格水準が低いからね
それに雇用面でも、現状の労働市場を考えると
コストを抑えた設定ができるじゃんか

あ: なるほど!
こうなると、資金力のある外資の
参入も今後考えられますね

や: そうだね、
UPSなんてさぁ、もともと資金力豊富なのに
この前上場してたもんなぁ

あ: これから、車もよくみるようになるんでしょうね

や: そうだねぇ
後はブランドかなぁ ・ ・ ・

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投稿者:gotsuat 15:04| 流通