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1999年12月27日

【流通】ヤマト運輸南王へ資本参加

南王はヤマト運輸を引き受け先とする総額5千万円の第三者割当増資を11月30日に実施、資本参加を受けた。南王は百貨店納品・検品代行や流通加工などのシステム開発といった独自のサービスを展開してきたが、競争時代を見据え、同業他社との連携が今後の成長の為の経営戦略の要素と位置づけ、ヤマト運輸に資本参加を要請した。

や: 始まりましたね

あ: そうですね

や: これからこういった資本参加や
提携がある種ブームになっていくんじゃない

あ: 今回の記事では
資本参加というかたちで
同業他社との連携を
経営戦略の一つとしていますが

や: 金融業界のように
大手同士、或いは外資系企業との
提携も始まるかもね

あ: 日立物流と福山通運、
西濃運輸と独シェンカーとの提携も
ありましたからね

や: ただ、合併は少ない業界だし
強者同士で手を組むケースが増えると思うよ

あ: 強者どうしですか

や: 例えば、ある物流システムを持っている企業であれば
そのシステムを高めたり、持続させたりできる
企業との連携が重要なんだよ

あ: 当然そうですよね
お互いのメリットがでない連携なんて
意味ないですからね

や: 要は、双方の
強い部分だけ
ドッキングして
更に強くなっていかないと駄目だよ

あ: でも企業には強い部分と
そうでない部分がありますが

や: そこをはっきりさせないと駄目だよ
自社の強い部分・弱い部分
切り捨てる部分と伸ばしていくべき部分をね

あ: 優位性の重要性が
こういう面でも言えますよね

や: パートナーを探すなら
それをはっきりさせないとね

あ: 同業他社でのパートナーとなると
結構限られると思うんですけど

や: 何度も言ってるけど
物流業界だけで考えちゃだめだよ
流通というセグメントで考えた上で
どういう戦略を持って
パートナーを探すかを考えないと
駄目じゃないかなぁ

あ: 物流企業も異業種との提携が
あり得るって事ですね

や: その企業がそう判断したらね
今、どの部分が強いのか、
伸ばしていく部分はどの部分なのかを
はっきりさせる事が先決だよ
勝ち残る為に ・ ・ ・

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投稿者:gotsuat 13:21| 流通