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2000年03月02日

【流通】コンビニを核に介護支援

セブン-イレブン・ジャパンは、ニチイ学館、三井物産、NECと提携し、介護関連事業に参入する。4月に新会社「セブン・ミール」を設立、介護支援者を対象に食事の配達、買い物代行サービスを始める。

≪3つの要点≫

1 セブンドリーム・ドットコムとの連携
2 新銀行との連携
3 簡易端末の無料配布を検討

 

あ: またまたセブン−イレブン・ジャパン
新しい取り組みですね!

や: 何かプロデューサーのようだよ

あ: プロデューサーですか?
あの音楽業界の?

や: そう!
介護関連の事業は今、HOTだよね!

あ: 様々な業態の企業が
新しいサービスを始めてますよ!
それに、法改正もね

や: その介護関連事業へ参入するのには
恐らくいろんな試行錯誤が待ってる

あ: 新しいビジネスでは当然でしょう

や: 今回この「セブン・ミール」では
プラットフォームづくりだよ

あ: CVSの役割がどんどん増えていきますよ!

や: このプラットフォームづくりまでには
いろんなプロセスを踏まなきゃできないよね?

あ: 一気にという訳には…

や: そのプロセスという面で
セブン−イレブン・ジャパンは非常に強い!

あ: えっ?プロセスが強いってどういう事ですか?

や: CVS登場のプロセスを応用できるじゃんか!
先日話した建築方式でも   
今までの経験で得た
しかも全く異なった弁当の配送システムの応用じゃん!

あ: そうでしたね!
ある取り組みで得たノウハウを  
全く別の場面で応用できる事を教わりました!

や: つまり、セブン−イレブン・ジャパンの資産って
こういうプラットフォームをつくりあげる
方法を知っているっていう「知的価値」も大きいんだよ!

あ: トヨタ自動車のカンバン方式も
同じ事が言えると思います

や: もはや、これは「理論」って言ってもいいかもよ!
あと、考えて欲しいのは
この知的価値がどの部分に蓄積されてるかって事!

あ:   どの部分って、そりゃ、会社でしょ!

や: そう!そうなるのが一番!

あ: ふつう、そうじゃないんですか?

や: 例えば、会社にはデータ
セブン−イレブン・ジャパンだったら
POSデータが言えると思うけど
そして、それをどう活用すればいいか
知っているのは、「個人」だけだったら…?

あ: んー
それは企業が強いんじゃなくって
その人「個人」が強いって事ですか?

や: そういう可能性は十分あるって事!

あ: 物流会社でも同じ事が言えるんじゃないですか?
自動車を運用する配車係の経験・知識・運用方法に
依存度が大きいケースが多いようですから

や: ある種、そういう部分が企業の強みなんだけど
個人ではなく、会社として
知的な価値を持ち続ける事ができるか?
これをどう実現していけるか?
非常に大事な事だよ!

あ: なるほどね
個人の持っている知的価値が
個人の範囲で終わらず
会社として持ち続ける事ができて
それをさらに活用していくって事ですね?

や: 誰でも活用できるって事が
Keyになってくるよ
これから!

あ: うちもそろそろはじめるんでしょ?

や:  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
もう、始まってんだよ!

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投稿者:gotsuat 15:01| 流通