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2000年03月21日

【流通】物流費は誰が負担?

あ: 物流サービスって
誰が行なうべきサービスなんでしょう?

や:
 突然何言い出すんだい

あ:
 つまり、買った商品を
持ってきてもらうのか、取りに行くのか
これによって、負担も大きく変わりますよね

や:
 それが物流費ってことでしょ!
何を今更言ってんだい!

あ:
 いえいえ
物流サービスの依頼って
その殆どが発送側からの情報ですよね
いわゆるそれが「荷主」という訳なんですよね

や:
 荷主による物流の効率化
これが「配送効率」とうカタチになってんだよ

あ:
 配送効率を上げて、コストダウンを図り
販売価格での優位性や、収益力のUPが求められていますが
これはすべて販売価格に物流費が含まれているから
配送の効率化が必要なんでしょ

や:
 でも、引き取りなんか、その逆じゃん

あ:
 そうですよね
引き取りだと、その商品を受け取る物流費は
買手が負担するんですよね

や:
 スーパーやCVSに買い物に行くのも
自分の車を利用したり、時間を掛けて歩いていったりするよね
これって結局費用を買手が負担してるって言えるよ

あ:
 こういう買手による引き取りっていうのは
商品自体の価格、そして納品に必要な費用が
明確になりますね

や:
 最近では日産自動車
このミルクラン方式を取りいれるらしいよ

あ:
 買手側がベンダーを回って
商品を引き取りに行く方式ですね

や:
 そうそう、カンバン方式とはちょっと違う

あ:
 こうした買手側からの商品受取り方法については
ECの普及で消費者にとっても身近なものとなりましたね
宅配、そしてCVSのような拠点での引き取り
その他の物流プラットフォームの利用
それぞれ消費者が価格や利便性を考え、そして選択します

や:
 料金が明確にされ、手段が選べるようになってくれば
消費者の意識も変わってくるかもね

あ:
 サプライチェーンだけでなく
デマンドチェーン的な物流っていうのも
登場するかもしれませんね

や:
 最近難しい言葉使うようになったね?

 

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投稿者:gotsuat 10:57| 流通