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2000年09月11日

【流通】新・物流システム

ま: 「あ:」さん!遅いじゃないですか!!
13分も遅刻ですよ!

あ: まぁまぁ そんなに怒らないで!
今日の話題は?

ま: 今の「あ:」さんにぴったりの話題です

あ: ???

ま: 今日は荷物追跡システムの話です!

・ 結果、途中経過、予測
・ 物流から派生する情報
・ 本当に必要な情報って?

あ: (なるほどねぇ・ ・ ・ )
このシステムは既に
宅配業者が採用しているよね

ま: そうですね
internet上でも消費者自ら確認できるようになってます

あ: でも、この追跡システムを利用する時って
どういう場合が多いんだろうね?

ま: そうですねぇ・ ・ ・
自分の荷物がちゃんと届くか確認したい時でしょうねぇ
あとは、何時頃に届くのか?
ほら! 留守する時とかあるでしょ!
それに・ ・ ・ その荷物を待ってる時ですかねぇ

あ: そうでしょう
「いつ届くのか?」といった時間の確認
そして「確実に届くのか?」を確認する不安の解消
この二つが大きな要因だと思うんだよ

ま: B to C、C to Cの物流では
不在の為に再配達が多くなったり
ネット販売やオークションなど
商品が確実に届くのか不安な要素がありますからね

あ: でも、よーく考えると
「いつ届くのか?」 = 時間通りに
「確実に届くのか」 = 安全・確実にって
物流事業者が行なわなければならない
基本的なサービスだと思わない?

ま: まさにそうです
特にB to Bでは最適コストの要求も多いようです

あ: 他の業界同様に
天候や季節波動、事故といったイレギュラーがある訳で
この荷物追跡によるサービスレベルの向上が期待される
これから物流業界にもIT化が進む中で
もっともっと顧客が満足できるサービスが登場するはずだよ

ま: もっと満足できるサービスですか?

あ: 今は結果、途中経過情報が中心
これからは確実な予測情報が重要かもね

ま: 確実な予測情報ですか?

あ: 例えば「今どこに荷物があるのか」じゃなしに
「17時に届く確率87%」とかね

ま: なるほど
問い合わせする回数が減るかもしれませんね
B to Bの物流でも求められると思います

あ: さらに受取り側の行動に合わせて
流動的に最適な条件で配達できるようになったりね

ま: 「流動的に」ですか?

あ: 例えば受取り側のスケジュールを連動して
受け取る場所・時間の候補を提案したり・ ・ ・

ま: そうした情報を提供できるようになれば
ますますサービスレベルは上がりますね

あ: 物流から派生する情報をITを活用して
いかに顧客が満足できる価値として提供できるか?
大事なんですよ!

ま: 確かハコビーヤ!で
そのような事を始めるんですよね!
楽しみだなぁ
ところで「あ:」さん、今日の遅刻反省してくれてます?

あ: どうして?
だって15分遅刻するって昨日言ったじゃない!
ひょっとして2分早かった?

ま: そういう問題じゃないでしょ!!!!

◇◇◇関連記事◇◇◇

『運輸省 荷物追跡管理システム推進』

運輸省は、来年度、共同輸送に取り組む中小運送事業者向けの積荷追跡管理システムを実証実験する。
同システムにより共同輸送に弾みをつけたい考え。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:52| 流通