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2001年03月06日

【流通】融合=想像力

―― iモード加入者 2000万人突破 ――

か: ドコモのiモード
遂に人気の「N」シリーズが登場しましたね

あ: 私の周りでも
早速買い替えた人もいるけど
何か「待ちに待った!」って感じだったよ

か: 今回は買い替え需要も期待されてます
これから街中でメールをする人だけじゃなく
ゲームをする人もたくさん見かけそうですね

あ: んー
他のメディアにも影響がでるかもね・・・

か: 新聞、雑誌・ ・ ・ 

 
『iモード加入者 2000万人突破』

NTTドコモのインターネット・サービス「iモード」の契約者数が2000万人を突破した。加入者数は1日4万―5万人程度増え続けており、新サービス「iアプリ」開始など、今後も「iモード」の加入者が増えそうだ。

 

あ: クリティカルマスを越えたんじゃない?

か: クリティカルマスですか?
何ですそれ
クリスマスの親戚???

あ: おもしろいボケ!
そんなアホな!

か: うまいつっこみ!
ありがとうございます

あ: で、意味分ってるの?

か: ある一定以上の人口以上に普及すると
爆発的に普及するっていう比率ですよね

あ: 携帯電話としてみれば
もう越えてたと思うけど
「iモード」だけで この普及率
海外でも注目されるのがわかるよね

か: という事は
「iモード」によって何か世の中が劇的に変化するのは
ちょうど今がその時かもしれませんね
「iアプリ」も始ましたし

あ: PDA、パソコン、そして携帯電話
元々それぞれが果たしていた機能に
それぞれの機能が融合し合おうとしている
例えばパソコンに携帯電話の機能がひっついたり
PDAにパソコンと同じ機能が加わったり・・・

か: でも融合して一つになってるんじゃなくて
それぞれが機能を吸収し合ってるような感じですね

あ: どれが勝ち残っていくのか?
時々話をする人がいるけど
ユーザーがどんな時にどんな機能を求めているのか?だよね

か: そういう意味では
ユーザーにとってこの融合はメリットの大きいものですね

あ: これだけ携帯電話の普及率が高くなっている今
どんな機能を持つ事ができるのか?
期待されているところなんだけど
今の携帯電話だと
例えば今持っている記憶(メモリー)が
他社の携帯電話に変えると活かせなかったりするでしょ

か: バックアップという概念も
パソコンに比べて低いですね
電話番号を100件も200件もメモリーしておいて
携帯電話が故障して、どうしようもなく困った人
私の周りにも数人いました

あ: 他の機器では当たり前になっている概念を
取り入れる事も必要になってくる
ユーザーの目、耳、そして脳(ブレーン)となるような
機器となっていくと思うよ

ただ、今ある機能を追加して融合させるだけじゃなく
何か新しい融合の仕方ってないのかな?

か: 新しい融合の仕方?ですか

あ: 今まで存在していたものを
デジタル技術の「いいとこ」を活かす
例えばシステム手帳が電子手帳・PDAになったり・・・

既存のもの同士の融合だけじゃなく
「?」なものとの融合

か: 「?」なもの???

あ: 「?」なものを探し当てる事って容易じゃないけど。。。
でも、「融合」を考えた場合
足し算だけじゃなく、掛け算的な発想ができればいいんだろうけどね

か: 掛け算的な発想ですか?

あ: 今 目の前にある「選択肢」の中で
融合させようとするだけじゃなく
何か「新たなもの」との融合を考えないとね!
例えば今の携帯電話がそうだと思う
携帯電話がない時代では
公衆電話がその機能を果たしていた
でも、今ある選択肢の中からしか発想を持っていないと
公衆電話があらゆる所に普及していたかもしれない

か: まぁ 遅かれ早かれ
今のようになっていたと思いますが...

あ: そこに「常時手に持つ」という
新たな発想を実現しようとしたからこそ
今があると思うんだよ

か: もちろん技術的な問題はあると思いますが
そんな風に「こうなればいいな」と思えるか?
これが重要なんじゃないですか

あ: 今ある技術の範囲内だけで融合を考えるのではなく
どうなればいいのか?
どうしたいのか?
こうした想像力を叶える為に
今ある技術やものを融合させる事が必要なんじゃないかな?

か: これは企業の取組みとして重要かもしれませんね
供給する側の発想(選択肢)だけじゃなく
想像力なんですね
そっか! 融合って想像力なんですね

あ: ある人に言わせると
「今、人間が想像できるものは全て実現できる」らしい
と言う事はやっぱり想像力なんだよ   
でも、何も特別な能力じゃないと思う
日常から小さな疑問や願望を持てるかが重要だと思うよ
商品やサービスを考える人にとって
日常がアイデアの宝庫じゃないかな?

今事業の拡大、或いはその反対で事業を絞ったり
企業同士の提携をよく耳にするけど
競争時代に生き残る目的だけでなくって
世の中にプラスな変化を与える事ができる取組みに期待したいね

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:57| 流通