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2001年03月21日

【流通】人材の流動化で・・・

―― 有資格シニア層活用 ――

―― 会社選びに変化 ――

か: 春ですねぇ〜
もうすぐ新しい年度が始まります!

 

あ: 新しい出会い
そして別れ。。。

 

か: 別れって・ ・ ・?
もうすぐ新たに社会人となる人達にとっては
ワクワク、そしてドキドキでしょうね

 

あ: 既に来年の就職活動も始まってるし。。。
日本の経済をこれから支えていく
若い世代に期待だね

 

か: どんどんキャリアアップしていって欲しいです
僕みたいに。。。

 

あ: 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 
『有資格シニア層活用』

パソナは、4月から専門の鑑定調査会社と損害保険会社向けに災害調査員の人材派遣事業を建設の知識を持つシニア層を活用した同社シニア派遣事業部の特徴的な商品に育てる。

 

 

 

あ: 最近人材派遣会社でキャリアを磨く選択肢が
若者に人気があるそうだね研修制度が充実していて
自分の取得したいノウハウを短期間で育成してくれる
プログラムが組まれていたりする

 

か: 若者が好みそうですね
大企業に就職すれば安全だって言う神話が崩れていますし
若者も自分に投資してくれる企業を
選んでもらう意識が出てきてるんでしょうか?

 
『会社選びに変化』

リクルートが全国のIT技術者に就職時に重視する点を電子メールでアンケートした内容によると、10年前に比べて「会社の規模」が上位だったのに対して、「社員の実力を正当に評価するかどうか」に重点を置く傾向が明らかになった。
 

あ: 逆に、会社に自分は××ができますよって
アピールしていくようにしていかないとね!
どの会社も人材育成に力を入れているけど
即戦力が欲しい!っていう企業には
人材派遣のサービスが合う場合が多いからね

 

か: 会社としても「じっくり」か「すぐに」なのかで
人材活用の方法が変わってくるんですね

 

あ: 人材派遣に限らず
日本の雇用に対する考え方も変わってきてるでしょ
例えば終身雇用、年功序列。。。
そうした中でシニア層が培ってきた知識、経験を 
どのように活用できるのかも考えないとね!

 

か: 雇用体系が変化してますから
今までのシニア層とこれからのシニア層って
違いがあるかもしれませんね

 

あ: 例えば様々な企業で
いろんなポジションを経験した人と
一つの事を極めた人では
考え方、ノウハウが全然違うでしょ

 

か: マルチタレントと歌舞伎役者の違いのようなものですね

 

あ: (。。。。。。。。 ま、そんな感じかな!)
これからそうした人材の流動化が
日本独特の雇用形態のいい部分も残しつつ進んで行くと思う
そうなってくると
流通が変化するスピードが加速しそう!

 

か: えっ? どうしてそんな事が。。。

 

あ: 今までも言ってきたんだけど
これからは特に流通をデザインできる事が重要でしょ!
その為に自分がどんなキャリアを積んでいけばいいのか?
つまり流通の機能のどの部分を果たすのか?と同じだよ!

 

か: つまりある機能に特化する=ある分野の
スペシャリストとなるのか?
もしくは機能を融合して流通システム全体を設計する=
流通デザイナーとなるか?

ですね!

 

あ: そう!その通り!
人材という面で言っても
流通構造同様に
どの機能を自らが果たすのか?でしょ!
働く人がどれだけ意識を持って取り組めるかって事だよ

か:
 人材の流動化が進むという事は
それだけ各分野のノウハウも流動する可能性がありますから
各機能を果たしていた企業に
そうしたノウハウを持った人がどんどん入ったりしていけば。。。
小売業が卸や物流のノウハウを持ったり
逆に物流業に小売や卸のノウハウを持った人が入ったりすれば。。。
すっごく変わりそうでね!

 

あ: そうした人達が
ある種、良いウィルスとなって
各機能に新しい考え方・取組みを広めるかもしれないね!
   規制緩和同様に
   本の流通構造の変化には
こうした人材流動の活性化というのが
大きく貢献する
かもしれない
その為にも、人を評価する手法
そして報酬制度にもまだまだ手を加える必要があり
そうだけどね

 

か: そうそう
「あ:」さんも僕をキチッと評価して下さい!

 

あ: 評価ゼロです。。。

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投稿者:gotsuat 10:59| 流通