<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2001年06月26日

【流通】無線LAN 巷(ちまた)で利用

――メルコ モスフードで無線LAN実証実験――

あ: あ―――っ
どこか旅に出たいね〜

ま: いいですねぇ〜
いきましょ! いきましょ!
で、どこがいいですか?

あ: ん―――――――
どこか・・・あてのない旅・・・

ま: あてのない旅って・・・
何も決めずに・・・思うがままで・・・
それもいいですねぇ〜

あ: 目的もなく
ただ気のむくままにね

ま: でもPCだけは持っていって下さいよ
H゛(エッヂ)がありますから
internetも使えるでしょ! 

あ: 店によっては
無線LANも設備されるようだし・・・

 
『メルコ モスフードで無線LAN実証実験』

メルコは、WI−FI規格に対応した無線LANカードを利用した無料接続モニター実験を、モスフードサービスエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズと共同で行うと発表した。
実験期間は7月3日から12月までで都内のモスバーガー5店舗で行われ、募集するモニター数は1,000名。
モスバーガーを訪れた登録者はエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズが提供するアクセスポイントにアクセスすれば無料でinternetを利用できる。
今回の実験で公衆エリアにおける無線LANによるinternet接続の安定性が評価されれば、今後実験エリアを拡大する可能性もある。
 


ま: なるほど!
店に入ればinternetが使える・・・
集客効果も考えられます!
こうした店舗が増えていけば
いつでもどこでも気兼ねなく
ネットに接続できるようになっていくんでしょうね

あ: もちろん技術的な面
そして利用者側のリテラシー
いろんな課題があると思う
でもいつでもどこでもって考えた場合
携帯電話、iモードなんて
既にそうなってるよね

ま: は、はぁ。。。確かに。。。

あ: 無線で 無料でinternet―――
iモードでもある意味無線でつながっている・・・
この無料というのは利用者にとってのメリットとなるんだろうね

ま: 家庭でも定額制とかで
料金を気にせずinernetを利用できるようにもなってきました
でもモバイルの環境となると・・・
通信費も気になるところです
そこでこうしたサービスというのは
「ヘビーモバイラー」にとっては
魅力的なサービスでしょうね

あ: 「ヘビーモバイラー」ねぇ・・・

ま: でも考えて下さいよ「あ:」さん
店内でinternetを利用する
シチュエーションって・・・・

あ: 業態や店舗としての機能によって
違いがあるだろうね
例えば駅前の立ち食いそば屋さんで
同じサービスを展開しても・・・

ま: それって・・・意味ないかも!

あ: 大切なのは
こうしたネット接続の環境を整えるのと同時に
どんなコンテンツ アプリケーションを提供するのか?
利用してもらう方法も考えないとね

ま: でもそれはユーザーが自由に利用するんじゃないですか?

あ: iモードでも
javaが利用できるようになったけど
利用するコンテンツが不足していた為に
なかなか利用が伸びないって感じだったでしょ
インフラとしての機能を整えていくと同時に
利用できるコンテンツやアプリケーションも
提供していかないと・・・
全く意味のない機能になってしまう・・・
ちょうど線路があるのに
その上を走る電車がないのと同じだよ

ま: プラットフォームづくり
そしてそこで利用できるソフトも重要なんですね

あ: 特にinternetって
何か理由があってアクセスするっていう利用のされ方が多い
その使う「理由」も同時につくってあげないと・・・

ま: 使う「理由」ですか・・・

あ: なんでもかんでも「理由」が存在するって訳じゃないけど

ま: 確かに・・・
衝動的な買物や説明できない行動もしてしまいますよね
不思議と!

あ: 新しいサービスを展開したり
新商品を開発したり・・・
それを普及させる為にも
そうした「理由」をつくってあげるんだよ
特にinternet関連のサービスをするには
この「理由づくり」が大切になってくるんじゃないかな

ま: なぜその店舗で無線LANによる
internet接続サービスを使う「理由」があるのか?
簡単に言うと使うメリットを明確にするって事ですね!

あ: メリットというか・・・
目的によっても違うと思うけど
何度も足を運んで欲しいのであれば
運びたくなる「理由」を創り出してあげるんだよ!
例えばOne to One的なサービス対応とか
疲れ目に効く食べ物がサービスで出てきたり・・・
席をビジネスや遊びといったコミュニティ毎に分けたり・・・
こうした「理由」づくりというのは
メーカー 小売りその他あらゆる業種にとって
大切な事だと思う
認知だけを目的とした広告・宣伝だけでなく
こうした「理由」づくり 或いは仕掛けが
internet時代には大切になってくるよ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:04| 流通