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2001年12月19日

【流通】情・物

――10円チョコの売り上げ衰退――

あ: さぁ 仕事も一段落したことだし
そろそろティー・タイムとしよっか!

ま: ティー・タイムって・・・
「あ:」さんの口から
そんな言葉が聞けるなんて・・・

あ: 失礼だな!君は!!

ま: き、君は?
今日の「あ:」さん 変ですよ

あ: 本当の僕って いつもこんな感じなのっ!
さっ! ティーを用意してくれ賜え

ま: もう! 僕は召し使いじゃないんですよ!!
でも。。。 何か茶菓子が欲しいところ!

あ: そうだなぁ・・・
「紫イモのケーキ」なんていいね!

ま: そんな! 「あ:」さんにはもったいない!
10円チョコで十分です!! 

あ: 10円チョコ!?
それって・・・・

ま: 何か文句ありますか?

あ: そんな貴重なものを食べさせてくれるの?

ま: 貴重!? 10円チョコが・・・???

『10円チョコの売り上げ衰退』

「10円チロルチョコ」の売上高が、後発の「20円チロルチョコ」に追い抜かれた。
10円チョコは約2センチ四方と小さ過ぎて、コンビニエンスストアへの納品に必要なバーコードが印刷できず、売り上げがダウン。駄菓子屋の減少が追い打ちをかけた。 


ま: う〜!!
あの10円チロルチョコが・・・
思い出します。。。子供の頃の定番商品!!!

あ: 我々にとって
特別な存在といっても過言ではない・・・

ま: 10が20円に・・・
言い換えれば「倍」になったって事!?
デフレ経済の逆!?
でも実際のところ
従来の10円チョコよりも
20円チョコの方が販売が伸びているようですね

あ: これも流通構造の変化による
結果の一つなんだろうね・・・
従来の「駄菓子屋」から
POS管理によるCVSへ―――

「現代流」の情報システムにのらない商品が
姿を変えていく必要が出てきたって事なのか・・・?

ま: ん―――。。。
商品の包装時にバーコードをつけるスペースが確保し易い商品って  
SCMが比較的進んでいると言えませんか?
特に物流センターにみる設備にしても
物流展など参加しますと
バーコードを利用したシステムの多いこと!!

     今やバーコード以外のレジって。。。
小売り業では少なくなりましたもんね

あ: 生鮮食品なんかの場合は
ボタン一つでOKだし。。。

こうしたバーコードによる
情報管理が容易にできる商品 以外のモノについての
物流システムの構築についても
何か全く新しい仕組みが登場したりするかもね・・・

ま: えっ!? でも。。。
バーコードをプリントアウトできる端末を利用して
情報管理できますよ!!

あ: 今の物流、そして流通システムを考える場合
「情報の流れ」が重要度を増しているでしょ

その一つのツールとして
バーコードでしょ
もとから付いているか
後から付けるのか・・・

モノには意志がないって話
前にもしたと思うけど
モノにどうやって必要な情報を付加するか?
いろいろ出てくるんじゃない?

だって。。。
商品を生産した時に
モノが勝手にユーザーの所まで
走って行ってくれる訳ないもんね!
誰かの何らかしらの欲・指示 = 情報があって
はじめて流通が湧き起こるんだから・・・

ま: 必要な情報を必要なモノへ付加していく。。。
でも何が必要な情報なのか?
情報量によっても異なりますよね

そう言えば先日
amazon.comでCDを買いましたが
2次元バーコードがついてました

あ: 商・物 分離
そして情(情報)・物(商品)の一致!
そして付加されるべき情報量も
これからどんどん増えて行くのかも?

ま: ピピッっとスキャンすると
製造年月日とか商品の使い方の説明が流れたり・・・

あ: バーコード自体が
デザイン化されたり・・・???
これは無理か!?

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:36| 流通