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2002年01月22日

【流通】ニセモノや復刻版が高価格に!

――”着古し”の新品お好み次第――

ま: 昨年の「ベストジーニスト」は
SMAPの草なぎ剛と浜崎あゆみが
受賞されましたよね!

あ: そうだね!
ベストジーニストか・・・
昔は目指したんだけどね。。。

ま: ※■△∽〆・・・

あ: 「ま:」さん!
1984年の第1回大会の受賞者誰か知ってる?

ま: さぁちょっと分かりませんが・・・

あ: 郷ひろみと浅野ゆう子 !!!
おしくも僕は負けたんだけどね

ま: まったく審査対象外だとは
思うんですが・・・

そんなことより
ジーンズ一緒に買いに行きません?

あ: この間買っちゃったよ!
必死ではき続けてるんだけど
なかなかいい感じの色にならなくて・・・
理想の色になるまでは時間がかかるよね

ま: じゃなおさら一緒に買いに行きましょう!!!
僕なんてスグにビンテージ風
ジーンズを手に入れられるんですよ!

あ: まじで???

『”着古し”の新品お好み次第』

英国の人気ブランド「ポールスミス」が東京・渋谷に開いたジーンズショップ「RED EAR HORN」はジーンズを加工し理想の”着古しジーンズ”にしてしまうオーダーサービスを展開している。色合いは客の好みじ応じて五段階あり、ヒゲと呼ばれるシワの入り具合や、尻ポケットのサイフの跡など客の細かな注文にも応じる。

あ: 確かにこれだと
何年も使い古したようなジーンズを
スグに手にいれられるね
でも本物志向の僕にはチョット・・・
本当に自分で使いきらなきゃ!

ま: いやいや ちょっと待って下さい
別に本当に古いジーンズを
提供してくれる訳じゃないんですよ!
要するにデザインの一種って考えるべきじゃないですか?
これって!
細々した点まで要望できるみたいですし。。。
僕はお願いしようと思ってるんですよ

あ: ん。。。 デザインの手法ねぇ
本物のビンテージものと比べると
当然希少性であるとか歴史的な価値には
期待はできなんんだけどね
一種のデザイン やオーダーメイドとして考えると
こういうのも”あり”かもね!?

ま: 確かに数に限りがあるモノや
生産地・素材が限定的だったりするものって
マニアを中心に市場ができたりして
価値がグーンと上がっちゃいますよね

○○風や○○チックな商品って
大量に生産できたりしますから
一つ一つの価値は。。。

確か「あ:」さんのクルマって
木目「調」のステアリングですよね。。。

あ: ウッドだ! あれはウッド!
木目調じゃないの!!!

ま: そうでしたっけ?

あ: 確かにインパネまわりはウッド「調」だけど。。。

簡単に再現できたり複製できる商品は
比較的価値がそんなに高くないものが多い

モノとしての価値よりも
そのデザインや製法自体に
知的生産物としての権利が生じたりすると・・・
価値比重がソフト的なモノへとシフトする   

ま: そうなると
ビンテージジーンズ風ジーンズは
モノ自体は安いけど
製法・デザインを知的資産としてみれば
価値は高くなる!

ニセモノや復刻版も高価格になっちゃうって事ですか?

あ: ひょっとするとオーダーメイド品やオリジナルデザインの方が
低価格になったりするかも???

自分のオリジナルであるため
知的 著作権が発生しないでしょ
大量に出回る商品に関しては
生産コストは安いけど
知的資産が加わったりして高付加価値に?

ま: オーダーメイドが
安くなるかもって事ですね!
ほんとうにそんな時代が来るのかなぁ・・・

あ: どんな商品でもハード的価値と
ソフト的価値が含まれているんだけど
今、ハード的価値の比重が高い商品でも
価値比重がシフトするかもしれないって事!
音楽CDを考えてみてよ
ハードとしてのCDと
コンテンツとしての音楽。。。
アルバムが3000円として
何割 対 何割なんだろうね。。。  

ま: 自分でデザインしたり製法を使って
作れれば安いけど自分ではできない・・・
プラスαの料金を支払って商品を購入。。。

あ: ハードからソフトへの時代は
こんな感じなのかもしれないよ!

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:47| 流通