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2002年01月23日

【流通】うまくモノを使える人は得をする!

――残価差し引く料金設定のリース――

ま: メモリーが不足しました。。。
あーまただよ!!!
重いソフトばっかり立ち上げちゃいうと
いつもこうなんだよね・・・

あ: なにをブツブツ言ってるんだい?

ま: 僕のPCもう古いから
容量がたらなくなっちゃうんですよ
メモリーも最大にしてるんですが・・・

あ: 最近ではハイスペックなってるのに・・・
まだリース期間終了しないの?

ま:  今年でちょうどリースが切れるんです!
それまでのガマン・・・
次はハイスペックPCがいいなぁ
でもリース料は高くなるのかなぁ?

あ: さぁ?それは機種にようって違うだろうけど
ひょっとしたら安くなるかもね

ま: なんで???
 

『残価差し引く料金設定のリース』

GEキャピタルリーシングはリース期間終了後の中古価値(残存価値)を差し引き、割安な料金を設定するオペレーティングリースを本格的に始める。対象はコンピューターや建設機械、医療機器など。リース期間は1年から7年程度と比較的短くし、顧客企業が必要に応じて柔軟に設備を調達できるようにする。

ま: 残存価値によって料金体系を
安く設定してくれるんですね!
これだと少し安い料金でリースできるかも???

あ: リース期間が終了しても
モノ自体が消滅するわけではないからね
当然残ったモノについても
価値は「0」にならない
残った価値の処遇について
こういった考え方が浸透してくるかもしれないね!

ま: 実際に商品を購入(→所有)した場合は
オークションといった中古市場の確立によって
2次流通、3次流通も発生して
残存価値を交換できますもんね

あ: モノに対する残存価値
希少商品だったり
ブランド的な価値の高い商品については
モノ自体の価値よりも
こうした付加価値的要素によって
価格が左右するでしょ

ま: 有名ブランドの中古品。。。
稀少品は逆に中古市場では価値が上昇したり。。。

あ: もしかしたらリース期間終了後の残価においても
ハード的な価値だけでなく
付加価値的要素が大きく反映されるかも???

ま: えっ?どういう事ですが???

あ: 例えば、車なんかのリースの場合
カーステレオやホイールなどの
付属品を付けたままリース終了って事になるとする。。。

ま: 取り外すのがめんどくさかったり
もとのホイールがなくなってたり・・・
そのまま終了って事あるみたいですね

あ: オークションや中古市場に出す場合
当初設定していた残存価値以上の
価格で売買される可能性もあるよね

ま: そりゃぁ そうですよ!
その分ユーザーが「投資」してるんですから!
価値が上がって当然です

あ: リース終了時点で残存価値を
改めて見直すことができれば。。。
価値が上昇した分
ユーザーに対して何かメリットが還元できたり。。。

ま: ユーザー側も
使い方によって何らかしらのメリットが還元。。。
リース品に対するユーザー側の意識も変わるかもしれません

あ: 逆に当初設定した残存価値よりも
価値が目減りなんてさせれば。。。
デメリットとなったりね!

だから使い方一つにしても
個人、そして企業単位で変わるかもしれないね
例えば。。。ある企業に貸すとPCのスペックが
UPした状態で帰ってきたり・・・

ま: UPする???
新しいソフトがインストールされたりって事ですか?
でもそれは結局さっきの中古車の話と同じじゃないですか?

あ: いやいや
有償による付加価値だけでなく
個人、そして企業文化、ノウハウによって
モノの価値自体が変わるかもしれないって事!

簡単に言えば
パソコンなんかだと
スキルの高い集団とそうでない集団に対して
同じパソコンをリースしても
その使われ方によって
価値も変わるかもないでしょ

ま: ん―――
一長一短だとは思いますが。。。。
確かにスキルの高い集団が使っているモノの方が
「正しく」使われている気はしますが。。。
ウィルスに対する防御とか。。。

あ: 保険と似たような感じで
リース対象によって
料金が変動したりするかも???っ

ま: つまりうまくものを使える人は
得をする!ってことですね

あ: 個人、企業。。。
うまく使える!
企業の場合は上手く使える人のノウハウを
企業としてのノウハウに転換できるかって事!

ま: はは〜ん
要するに「モノは大切に」って事ですね!

あ: 。。。。。。。。。。。。。。

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投稿者:gotsuat 11:46| 流通