<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2002年03月04日

【流通】「使いきる」方法を提案する!?

――マツダ、携帯向けドライブルート作成サービス開始――

――マツダ、ネット受注生産を新型車へ拡大――

 今日はレースに出る車を
決めます!
皆さん自分がレースで乗りたい
車を用意して下さい!

あ: なんなんだよ急に・・・
レースに出るって

ま: サーキットで走るんですよ!
僕はちなみにS2000を選びましたけどね
パールホワイト!20万円高くなりますが。。。

あ: 誰が出るんだよ?
そんなの・・・

ま: 僕でしょ。
それに「あ:」さんに「や:」さんetc・・・

あ: 「や:」さんも!?
でも何でレースなの???

ま: 「あ:」さんも早く出場するクルマ決め手下さい!!

あ: じゃぁ・・・ 僕はRX−7で!
昔から憧れてたんだよねぇ・・・
BTOで自分好みに仕上げちゃおっかな・・・

ま: 何言ってんですか?
ラジコンレースですよ・・・

あ: 早く言ってよね!
真剣に悩んじゃったじゃない!

『マツダ、携帯向けドライブルート作成サービス開始』

マツダは、携帯電話でのインターネット通信で目的地までのルートを作成する「ドライブルート」作成サービスを始めると発表した。ドライブルート作成は、簡単な操作で目的地までのルートや地図、移動距離、時間などを表示できる。一定の範囲から指定すれば、その範囲の施設を提案する「おまかせルート作成」もある。NTTドコモとJ-フォンに対応している。
 
『マツダ、ネット受注生産を新型車へ拡大』


マツダはインターネットで受注生産する「BTO(ビルド・ツー・オーダー)」の対象車を2002年以降に発売する新型車へ広げる。BTO対応専用車のロードスターに販売効果が高まっているためラインアップを充実する。新たにBTO専用車に加えるのは03年に投入するロータリーエンジン車「RXー8」や、時期「デミオ」ベースのコンパクトカーといった新型車になる見通し。

 
あ: 商品をMAKEする行為
そしてMAKEした商品に関連するコンテンツビジネス
ハード&ソフトだよね

ま: 特に進化し続けるIT系商品って
便利になっていきますし多機能化もしています
だからこんな風に使ってください!といった
例えば〜できるシリーズが重宝されるんですよね

あ: でもね。。。
最新の搭載されている機能をフルに使いきれてる人って。。。
僕みたいに取扱い説明書を
読まずにとりあえず使ってみるっていう人も多いんじゃない?

ま: 実は僕もそうなんです。。。
携帯電話の機種交換でも
分厚い説明書を読むのがどうも。。。

あ: 今、自分が「必要」としている機能だけ使っていて
実は使いきれてない機能がたくさんあるんじゃないの?

ま: そうそう!
同じ機種を持っている友人と話をしていると
「えっ! そんな使い方できたの?」って
改めて気付くことが多いんですよね
何かこれまで損していた気がします

あ: 機能の不良在庫があるって事なのかもしれない
機能を説明してくれる取扱い説明書が果たす役割が
変わっていくんだろうね。。。
商品が持っているポテンシャルを
100%発揮できる方法として・・・

PCのソフトを買っても
結局書店に行って
解説書を買うでしょ!

ま: いっぱい本が出ていますから
需要と供給が合致しています

あ: IT系以外の商品でも
このあたりは盲点ってことが言えないかな
今の商品って複雑で
触りながら極めていくことが難しい
多機能すぎて・・・

ま: 僕もいろいろ機器を持ってますけど
完璧に使いこなしているのか?と聞かれると。。。
ちょっと自身ないです

エクセルなんて毎日のように使ってますけど
全ての機能のうち、何%の機能しか使えていなのか・・・
ひょっとして 非効率的な使い方しか
できていないのかもしれません

あ: ユーザーにしてみれば
「使ってなんぼ!」だからね
使われていないポテンシャルを引き出すための
市場はまだありそうだよ
説明書を読まない「めんどくさがり(?)市場」かな

PCソフトの場合
住み分けが進んでいる
ソフト自体の購入とポテンシャルを高める解説書市場ね!

ま: でも、、、いっそのこと
解説書を買わなくても済めば。。。一番いいんでしょうね

あ: パソコンソフトの購入って
実はソフトを買っているんじゃなくて
ハードを買ってるんじゃないかな?
そして本当の意味での「ソフト」って
機能の説明だとか「使いきる方法」じゃない???

ま: そう言えば
最近のパソコンソフトでも
「ヘルプ機能」がかなり充実しているって聞きました
なるほど。。。そういう事か。。。

あ: メーカーとして価値提供を
販売時点だけでなく
その後も商品価値を高めるような
「ヘルプ機能」的ソフトサービス市場が
誰の手によって創造されてくるのか?
メーカー自身? サードパーティ? コミュニティ?

ま: そういった意味では
今回の「マツダ」のサービスって。。。

あ: そう!
ユーザーベースで物事を考えて
ハードとしての価値交換時の満足度
そして所有してもらってからの商品価値高揚。。。

ま: 使い勝手が良い商品ってありますけど  
「上手く使わせてくれる」という部分で
差別化が進んでいくのかもしれませんね
この商品の方が解説書が分かりやすく
「使いきれる!」とかね!

あ: 手に入れた商品の数ある機能や
楽しみ方といった「消費度」が
買物をする上で大きな選択肢になってくると思うよ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:28| 流通