<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2002年05月31日

【流通】古くからの友人のような関係!

――米アマゾンが通販カタログを掲示――

ま: ついにワールドカップ開幕ですね!「あ:」さん

あ: 長かった。。。ホント 長かった・・・
感動です!!!

ま: そんな 目を潤ませなくても・・・
ところで 「あ:」さんの事だから
ワールドカップ関連の雑誌
全部揃えてるんでしょうね

あ: 雑誌だけじゃないよ!
いろいろグッズもそろえてるんだから
日本代表のユニフォームでしょ
それから・・・

ま: はいはい わかりました
きりがない・・・

でも 雑誌にグッズ・・・
そろえるのって大変だったんでしょうね

あ: そうなんだよ
興味ある雑誌―――関連グッズ って
ハイパーリンク的に買物ができればいいのにね
確か・・・もうすぐ可能になるかもしれない・・・

『米アマゾンが通販カタログを掲示』

インターネット販売最大手の米アマゾン・ドット・コムは自社サイト上で2000社を超える通信販売カタログやレストランのメニューなどの掲示を始めた。アマゾンはテスト展開だとしており、利用者がカタログ掲載の商品を買うには電話をかける必要がある。 ティファニーカルティエといった有名ブランドのカタログも載せ、自社サイトの集客力を向上させる。 

ま: 「本屋さん」がいきなり総合小売業ってかんじですね

あ: それが 可能な時代なんだよ
でも それは店をOPENするだけならね!

実際に商品が売れるかどうか?

逆の見方をすれば
お客様にとって満足できる商品のラインナップ
そしてサービスを実現できてるかって事だからね

ま: なんだか教科書みたいなコメント
「あ:」さん おもしろくないです

あ: 。。。。。。。。。。。
でもやっぱりすごいことだよ
だって 物流 決済といったインフラ部分の構築ノウハウを
すでに持ってるって事がね!!

ま: えっ?
つまり自ら商品を用意して販売するようになる。。。と?
それじゃぁ 一般の小売業と変わりませんよ
結局 リアルの店舗を有する小売業との競合ってことに?

あ: なんてったって 本屋さんでしょ?
お客さん一人一人の興味・関心事を
ある程度焦点絞れるじゃない!?
ただ単に商品をラインナップするんじゃなくて
お客さんの興味や趣味 といった属性の把握と
購買履歴がデータベースとして残っていって・・・

ま: それって One to Oneってことでしょ

あ: まぁまぁ・・・ そう焦んないで!

消費者の間に浸透している「ブランド」
イメージや確かな品質 希少性 あこがれ・・・
いろいろあると思うけど
これからは 購買履歴といったお客さん一人一人の好み・属性を
把握できるDBを蓄積できる「関係」を構築できることが
ブランドにつながるんじゃない?

ま: えっ? つまりPOSデータを持てばブランドを所有できるって?

あ: いやいや。。。

お客さん一人一人の属性に合った
商品ラインナップができる商店
例えばクルマ好きの人にはパーツ屋さんとか。。。
消費者にとって自分を満足させてくれる商店
つまり 今 自分が何を欲しているのか?
明確に自分でわかっていたり。。。
あるいは消費者自身 わかってない or 知らなかったりね!
そういう部分を
お客さんとの情報交換 = 価値交換の機会を重ね
蓄積したデータを活用できるってわけ!

長く付き合っている古くからの友人のような関係にね!

ま: 興味や関心事がわかるデータって
そういう意味で非常に重要になってくるんですね
みんな手に入れようとするのわかります!

あ: あこがれ的高級商品から
自分が認めた最高商品の選択時代にふさわしい
ブランド時代に移りゆく時代なんだよね。。。今は。。。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:22| 流通