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2002年06月17日

【流通】個・業種・業態を越えた共同調達活動

――ライオン 大量発注に割引――

ま: おつかれ様で―――す!!

あ: おつかれさん!!

ま: いっやぁ〜
暑くなってきましたし
仕事の後の1杯が最高の季節ですね

何杯でも飲んでしまいます!

あ: コーヒー券みたいなのがあればいいのにね

ま: そうそう! そうですよ
今日は5、6杯は飲みますから
その分負けてくれないかなぁ
1杯10円引きとか、、、

あ: 大量に発注できれば
直送することによって
割引になるってケースも出てきてるのにね  

『ライオン 大量発注に割引』

ライオンは大口発注した卸売業者に対して、工場から直送することにより価格を割り引く制度を一部の商品で開始した。卸売業者が1品目で10トントラック満車分(約800ケース)を発注した場合について実施。今後状況をにらみながら対象商品を拡大を検討する。

ま: これはかなりの大口発注ですね
単位が。。。10トン車1台分とは・・・
しかも1商品アイテムですから

さすがの僕でも
ビール10トンは飲めません。。。

あ: 。。。。。。。。。。。

物流を非常に強く意識した取組みだね
トラック1車単位だもんね、、、

ま: 発注する側にしても
発注規模を拡大する事によって
調達コストを少しでもおさえようと
共同持株会社を設立したり。。。
大口割引制度が普及していくんでしょうね

あ: 輸送単位を基本とした商取引
つまりロジスティクス的な考え方が
実践されたカタチが
これから増えてくるべきじゃないかな?
B to B、そしてB to Cでもね

ま: 消費者にもロジスティクスですか?

あ: ネット販売でも
共同購入制度や規定の受注量を超えた場合に
生産に入る仕組みを取り入れたり
いろいろな商取引方法があるでしょ
そこへロジスティクス的な思想を
買う側にも持たせて・・・・

ま: つまり、、、 消費者にも
トラック1台分で販売するって事ですか?

あ: 。。。。。。。。。。。
家の前まで入らないでしょ、、、それじゃぁ

ま: そっか、、、 
「あ:」さんの家では無理ですね

あ: 。。。。。。。。。。。

例えばさぁ
ネットショッピングする際でも
○○地域では2トン車満載分の受注があったので
価格を数%割り引きますとか。。。
逆に、、、この地域であと数個の受注があれば
今より価格が下がります! とか

あらかじめ設定されているトラックの配送ルート毎に
メーカー直送便をチャーターしたりね!

「個」としての消費者が
配送地域毎のコミュニティ化することで
物流を考えた買物活動、又売る側にとっても
マーケティング活動につながる
自治会や大型マンションなどが代表的コミュニティでしょ
注目されてくるんじゃない?

ま: ちょっと想像つかないですけどね。。。

企業でも 同じ地域内どうしで
業種・業態を越えた共同調達活動を行う
ネットワークが出来上がってくるかもしれませんね

あ: 発注情報だけでは見えにくい
物流情報による調達コストの削減が
始まってるんだよ

誰でも無意識のうちに削減しようとしている物流コスト。。。
この物流サービスのハード単位毎の受発注による
コスト削減が進めばおのずと業界・商品毎の
適性車両や定義が確立されてくる

ま: この商品にはこんなトラックが最大積載できる!とかですね
そうなれば、、、発注単位がトラック1台分って言っても
より商品が積み込めるトラックの方が割安になります! 

よーし! 大量発注による割引を狙って。。。
とりあえず ビール10杯!

あ: 物流関係ないじゃん!! 

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投稿者:gotsuat 13:46| 流通