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2008年08月28日

【流通】沖データなど、環境に配慮した循環型トナーの共同研究を開始

——環境に配慮した循環型トナーの共同研究を開始——

OKIデータの画像・メディア研究所と新潟大学の工学部化学システム工学科複合微粒子研究室は、バイオマス由来の生分解性複合微粒子を使用したトナーの開発・製造について、共同開発を開始することで合意した。

今回の共同研究では、化石燃料由来の素材を使用せずに、トナーの主剤に永続的に再生可能なバイオマス由来の生分解性プラス チックの複合微粒子を用いることで、資源を有効活用できるだけでなく、最終的に廃棄・焼却された場合にもカーボンニュートラルな特性を持たせることを可能にする。また、生分解性のプラスチックなので微生物による分解が可能なため、そのトナー離脱効果を活用することで、再生紙製造時の脱墨工程のエネルギー削減にも大きく貢献できる。

両社は2009年までに試作剤を作成し、2010年までに製品化を目指します。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:20| 流通