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2008年07月25日

【流通】大日本スクリーン、太陽電池関連業界に本格参入

ーー既存保有技術を応用展開し、新たな事業の構築へーー

大日本スクリーン製造は、太陽電池関連業界へ参入し、今月末に太陽電池パネル用膜厚測定装置を発売するなど、同業界に向けた取り組みを開始する。

同社は薄膜太陽電池パネルの膜厚値の測定や膜質の解析などが可能な 「分光エリプソ式膜厚測定装置」の販売を本格的に開始する。半導体向け測定技術を応用したこの装置を、太陽電池関連業界参入の第一弾と位置付け、当社の新事業 確立の足掛かりとし、パネル表面の成膜状態などを自動検査するムラ検査装置、微細な欠陥を高速検査する外観検査装置などの製品化を図っていくほか、インクジェットやノズル吐出を利用した塗布技術や、色素増感型太陽電池向けのめっき関連技術などの開発を推進。これらにより、太陽電池関連業 界への本格参入を図り、同事業を当社の新しい柱として成長させていく予定。

今回の太陽電池関連業界への参入により、今後急速に市場が拡大すると見込まれる同業界に不可欠となる、より低いコストで、より高い発電効率を持つパネルを実現する新たな製造プロセスの確立を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:06| 流通