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2002年09月25日

【流通】「色」の問題って色々あります

――キヤノン、カラーマネジメント手法導入――


  あ: 青色発光ダイオードの判決。。。
   「ま:」さんはどう思う?

ま: どう思う?って言われましても。。。  
   僕に言わせれば
   そんな特許になる発明ができる頭脳が欲しい!!って感じです

あ: 。。。。。。。。。。 同感

ま: 信号機などの需要があり
   市場も大きいようですし・・・
   
あ: そう言えば、その信号の「青」って
   何色に見える??

ま: 「青」に決まってるでしょ!! 「青」に!
  
あ: いやいや、 昔 小学生の頃
   どう見ても「緑」にしか見えない時があったんだよ。。。
   
ま: 「緑」ねぇ。。。 まぁ 確かに 見えなくはないけど・・・
   でも やっぱり「青」は「青」です

あ: 人によったり、光の角度によったり
   色の見え方って違ってくるんだよ!
  だからこそ! 色の統一って 必要なのかもしれないね・・・
 
ま: ????
 
『キヤノン、カラーマネジメント手法導入』

キヤノンはプリンターなどカラーで入出力する各種製品の色再現性を、開発段階から全社で統一する手法を取り入れる。約110億円を投じて必要な設備を導入、専門部署や研究施設を設置した。デジタル画像機器開発の出発点となる「色決め」をあらかじめ統一しておくことで開発期間を大幅に短縮、コストを年間50億円近く削減できる見込みだ。
 キヤノンが採用するのは「カラーマネジメント」と呼ぶ手法。デジタルカメラや複写機、プリンター、スキャナーなど、利用者がカラーで見たり、印刷したり、入力するデジタル機器すべてに適用する。


ま:
 色なんて 赤、青、黄色。。。って感じで
   大体決まってるじゃないですか?
   何をそんなに細かい事までする必要が、、、、?

あ: いやいや それが違うんだよ
   以前、広告案を作成したことがあるんだけど
   パソコンで作った広告案と
   実際に出力したものが
   微妙に色が違ってね。。。

   やっとイメージ通りの色が
   プリントアウト時に出せたと思ったら・・・
   今度は違うプリンターで出力してみると・・・・
   またまた違うンだよな! 色が!!!

ま: へぇ、、、 知らなかったなぁ
   あまりそこまで意識したことありませんから 色については

あ: そうそう!
   「色」の問題って色々あるんだよ

ま: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

あ: でも 事前に統一されることによって
   こうした問題も少しは解消されそう!!

   「色」をイメージカラーとして
   消費者にブランディングしている企業もあるからね
   例えば思いつくのが。。。フェラーリの赤
   同じ赤色でも 独特でしょ

ま: そういえば自動車って
   メーカー毎に いろんなタイプの色がありますね
   同じ黒でも 独特の名称をつけてね
   しかも微妙に違うから・・・

あ: それぞれ名称をつけている
   僕が好きなのは初代iMacのボンダイブルー・・・
   ネーミングも素敵!!

ま: 色って 商品を選ぶ上で
   重要な選択肢の一つです
   自動車 パソコン、、、
   松下のMDは101種類のデザインから選べるようで・・・
   決められないな。。。 俺は。。。

あ: 今、消費者が「選択」できる事が
   ある種一つの潮流となっているけど・・・
   これからは 自分の色 って決める時代でもいいんじゃないかな

ま: 自分の色?ですか

あ: そう!
   別に1色ってわけじゃなくてもいいと思う
   自分独自の色を基調としてね!
   しかも市販の色だけじゃなくて
   自分の色を作っちゃうんだよ!!

ま: 選択するんじゃなくて作るんですか?

あ: 流行色を追い続ける人はそれでいい!
   でも 基調とする色を
   従来の黒 とか 白、といった事から
   「こんな黒」って感じで 自分流の色も持ってもいいかもね!
   
ま: 同じ色でも様々な色調がありますから・・・
   商品の特徴を表す色、、、例えばフェラーリの赤、、、
   それをそのまま所有するのもよし!
   でも 自分の色に商品を染めてあげる事も、、、 ありかもしれませんね!

あ: その色をいっそのこと選ぶんじゃなしに
   自分で作っちゃえば?

   例えば表計算ソフトで
   グラフを作成する時など
   微妙な色を自分で決めるプロセスを経験している人って多いんじゃないかな?

   そんな感覚で自分独自の色を持ってもいいかもね!

ま: 流行色を追う・・・
   そして 自分の好きな色で統一した服装 持ち物。。。
   自分だけのカラーねぇ。。。
   オーダーメイド的に既製品も自分の色に染めることができれば・・・
  
あ: その為にも
   実際に商品化した時にイメージ通りの色を再現できるか?
   企画が統一されている事って大きいと思うし
   フォントと似た感じかな?

ま: そうなると製造行程や販売方法も
   対応した流通システムが必要ですね

あ: 同じブランドの商品でも
   既製品では見たことのない色の商品を見かける日が来るかもね
   
   四季のある国 日本ならではの
   多様な色彩感覚が
   高付加価値商品の大きな要因となってくるんじゃないかな?

ま: 自分の色ねぇ。。。  
   「あ:」さんは黒でしょ

あ: 黒? どうして

ま: 腹が黒いから。。。。。。 ゴメンナサイ。。。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:34| 流通