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2002年11月28日

【流通】国民性<企業人性

――トヨタグループ、食品の物流ビジネスに参入――


 

ま: 困りましたねぇ
   どうやったら解決するのやら・・

あ: どうしたの?
   何か深刻な問題?
   よかったら相談にのるけど・・・

ま: 実は・・・ちょっと壁にぶち当たってまして・・・

あ: 誰にだってあることだよ
   その壁を越えるには苦しいけど
   ひと回りもふた回りも大きく成長するには必要なんだよ

ま: そうですよねぇ
   レベルをあげるためにも必要ですものね
   どうやってもポイントが稼げないんだよなぁ

あ: ポイント?
   ひょっとしてゲームの話?

ま: そうですけど・・・ 何か問題でも?

あ: 。。。。。。。。。。。。。。。
   それだったら僕なんかよりも
   「ま:」さんの方がノウハウ持ってるじゃんか!

ま: いえいえ
   それがこのゲームに限っては
   「あ:」さんの実体験に基づくノウハウが是非必要なんですよ!

あ: 僕のノウハウ?
   それだったら活かさないとね! ノウハウは応用しなきゃ!
 

『トヨタグループ、食品の物流ビジネスに参入』

トヨタグループが大手商社の丸紅グループと資本・業務提携して、食品の物流ビジネスに本格参入する。トヨタグループの中核企業である豊田自動織機が、子会社を通じて丸紅グループの物流会社「低温食品流通」の第三者割当増資を引き受け、月内に同社株の60%を取得する。 これを機に同社は物流業務を拡大し、外食、小売り、メーカーなどの扱う食品の物流を、常温・冷蔵・冷凍のすべての温度帯で幅広く請け負う。徹底して無駄な在庫を省くトヨタグループの仕組みを応用した効率的な物流システムを提案・助言する新たな業務も手がける。関東地方を中心に業務を広げていく方針だ。 トヨタグループは不要な在庫を持たない「かんばん方式」に代表される進んだ生産・在庫管理システムを持っており、豊田自動織機はフォークリフトの製造・販売を通じ、各企業の倉庫での在庫管理の手法なども把握している。トヨタグループは食品物流でも「トヨタ方式」を活用し、検品の回数を減らしたり、倉庫の棚を効率的に利用したりして、物流コストを1割程度減らせると見ている。 

ま: かんばん方式のノウハウって
   こんな風に応用できるんですね!
   
あ: 自動車を作って売る!
   これだけじゃぁないんだな・・・

   かんばん方式・・・。
   もはやトヨタの看板はカローラじゃなくかんばん方式?

ま: えっ? ひょっとして今の・・・冗談?

あ: 。。。。。。。。。。。。。

   かんばん方式って
   いろんな製造現場で参考にされてきてるでしょ

ま: 日本だけじゃなく
   世界から参考にされています!

あ: 他にもいろんな分野に活かされてくるんじゃないかな?
   モノづくりという分野以外にも
   こうしたサービス分野においてもね!

ま: サービス業でかんばん方式ねぇ
   
あ: 適合しやすいのが
   ファーストフード店だとか
   あ!そうそう 確か既に・・・

『トヨタ生活協同組合、揚げ物にかんばん方式』

調理室で調理時間などをチェック。最も効率の良い揚げ方を割り出した。必要なものを、必要な時に、必要な量だけ生産するトヨタ自動車の経営手法。トヨタ生活協同組合でこの手法を店に移植する挑戦が続いている。秒単位で作業効率を測り、"カイゼン"のメスを入れ、成果を他店に広げる。 

ま: なるほど!
   効率化を追求する分野で
   応用される場がまだまだありそうですね!
  
あ: 「カンバン inside  by TOYOTA」って感じかな
   
   料理の他 映画やドラマをはじめとしてコンテンツなど・・・
   これからの日本を背負っていく業種でも
   この考え方、スピリットとして
   かんばん方式って重要視されてくるんじゃないかな

ま: 効率をあまり重視しない分野でも
   見直しがはじまるかもしれませんね

あ: かんばん方式、改善活動って目に見える存在ではないと思う
   むしろモチベーションであったりスピリットであったり・・・
   具体的手法については
   応用分野によって異なるけど・・・
  
ま: 大事なのは改善しようっていう
   モチベーションなんですね!
   
あ: そうそう!

   例えば自動車の製造ラインで改善活動を経験してきた人が
   今度の食品物流の現場に行ったとしても
   やること自体は変わっても
   改善に対するモチベーションやスピリットが
   活かされるんじゃないかな?
   
ま: 普通なら今までとはすること変わるので
   生産性が落ちたりする心配がありますが・・・

あ: 一時的にそうなる事もあるだろうけど
   もっと重要なのは
   良くしていこう!っていう高いモチベーションによる
   改善活動なんじゃないかな?

ま: 食品を作る具体的手法以前に
   良くしていこう!という意識が大事なんですね!
   例え具体的手法に問題あったとしても
   改善意識があれば変わっていくんですし・・・

あ: ちょっと理想論的な話になちゃってるかもしれないけど
   そこを理想で終わらせていない事は
   今のTOYOTAをみればわかるでしょ

ま: 国家予算レベルの利益・・・
   世界を代表する企業です!
   そしてそこで働く人々に備わったノウハウとモチベーション・・・
   企業によって得られるノウハウが異なりますね

あ: そう!
   国籍、地方・地域、血液型、育ってきた環境などなど
   人のタイプっていろんな切り口があるでしょ
   これからは属する企業も
   その一つに入ってくるんじゃないかな
   あぁ あの人はかんばん方式経験者だ・・・なるほどきっちりした人!
   あぁなんだ あの人はSONYの人か・・・なるほど創造性豊か!ってね

ま: なるほどね
   じゃぁ 「あ:」さんは何人ですか?
   宇宙人?

あ: 普通人だよ

ま: わかります・・・その答えで

あ: ところでさっきのゲームの話だけど
   一体どんなゲームなの?

ま: このゲームは変わってまして・・・
   貧乏からどうやって脱出できるか?っていうゲームなんです
   是非!「あ:」さんのノウハウをお聞かせ頂きたい!

あ: 失礼だなぁ! それって・・・・

ま: あっ! スイマセン・・・
   まだ脱出できてないんでしたっけ?

あ: 。。。。。。。。。。。。

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投稿者:gotsuat 11:58| 流通