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2008年07月15日

【物流】東京における地区物流効率化認定制度

東京都は1日、「東京における地区物流効率化認定制度」を創設、運用を開始した。同制度は物流事業者や商店街が物流改善に対する取り組みへの支援を目的とし、東京都内における路上での荷捌きスペースの確保などを行う。同制度を利用することで集配施設の整備に対する融資、荷捌き用駐車場の優先利用などが可能となる。

同制度については、物流事業者及び商店街など関係者が計画を作成し都に申請を行う。計画を実施することにより、トラックの交通量・路上駐車数減少、歩行者・自転車の通行に関する安全性向上、環境負荷低減による地域の活性化などが見込まれるものが対象となる。また、複数の地区物流関係間の連携で実施されることも条件となる。

同制度に認定された計画は、中小企業や組合を対象とした「産業力強化融資(チャレンジ)」を受けることが可能となり、この融資を集配施設の整備、駐車場の借り上げ資金として活用する。また商店街などの付近に東京都道路整備保全公社の駐車場がある場合は、利用料金の割引、荷卸のしやすい場所の優先的利用が可能となる。

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投稿者:gotsuat 10:48| その他