<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2003年06月24日

【流通】企業はすべて「知」製造業

――企画デザイン研究所、「プラトンの企画室」7月1日より正式公開――


 
『企画デザイン研究所、「プラトンの企画室」7月1日より正式公開』

企画デザイン研究所は、実践で活用された企画書・計画書を閲覧できるサイト
「プラトンの企画室」を7月1日より正式公開する。
「プラトンの企画室」では、プロの企画書・計画書を、
インターネット上に設けた仮想企画室から
自由にダウンロード・閲覧できる会員向けサイト。
Q&Aやメーリングリスト、
メールマガジン形式で企画書作成のポイントなども発表。
これから企画書作成に携わる担当者、経営者、フリーのプランナーを支援していく。
またその他、年6回のペースで、
プランニングワークから企画書作成まで、
ポイントを絞った講義を提供する
スクーリングサービスも実施予定。


ま: いやいや・・・
   喉から手が出るほど欲しいサービスですよ
   もう何度となく企画というものを作ってきましたけど
   100%満足のいくものができたかどうか・・・
   今改めて振り返ってみるとわからないものです

あ: うーーーん。。。
   よくわかるよ、それ
   企画書の書き方、、、立案の仕方
   あるいはアイデアの出し方、創造力の高め方etc。。。
   いろいろ書籍で読んだけど
   なかなか簡単ではない!

ま: 要するに「自分のもの」になってない!って事なんでしょうね。。。
   企画書の作り方が・・・

あ: 企画自体がダメなのか? 
   それとも企画書の書き方がまずいだけなのか・・・
   はたまた、両方とも根本的にダメなのか・・・???
   過去、結構へこんじゃう時もあったよ・・・
   でもその道のプロの企画書、計画書が
   一体どのようなスタイルで作成されているのか?
   是非見て勉強してみたいよね

ま: いっそのこと、かわりに作ってくれればいいのに。。。

あ: それじゃぁ誰の企画なの? それって???
   大体企画書自体、社外秘部分でしょ
   そこまでアウトソーシングしちゃうって・・・
   
ま: でも。。。新しいこと 新しいことって世の中言いますけど
   そんな簡単にはいかないんですよ 現実は。。。
   新しい企画、、、計画づくり・・・
   その中で実際に実をむすぶものって
   ほんの一握りなのかもしれません

あ: だからこそ 企画、事業計画の立案方法って
   非常に重要になってくるんじゃないの?
   要するに説得材料の一つだからね。。。
   
   情報共有の一環として
   社内のデータ、集約化が進んでいる 
   例えば顧客情報、売上げ情報、そして渉外情報など
   一人の社員が扱う情報、発信する情報などを
   会社の知的資産として共有化していく・・・

ま: 顧客に対する営業担当者の対応一つにしても
   営業拠点が全国、あるいは世界にまたがる企業にとって
   同じベクトル上で進めやすくなりますよね
   ある意味、企画書や事業計画書の作成方法って
   会社の知的資産としても考える事ができますね
   
あ: 文書としての価値、ノウハウとしての価値・・・
   社内だけでは補いきれないノウハウを
   今日紹介したサービスでは享受できるって事だね。。。
   
ま: はい、
   答えは一つではありませんが
   きっとプラスになるサービスだと思いますよ!
   
あ: さっきも言ったように
   ある会社の知的資産の管理目的としても
   応用できるかもしれないね
   「プロ」と呼ばれる方々の書類を公開するだけじゃなくて
   特定のグループ(企業)内における情報共有ツールとして。。。

ま: 文書保管その他データベースとして
   企業内の情報蓄積、共有化ツールにも
   利用できるかもしれませんね


あ: あと、眠っているアイデアの価値売買であるとか・・・

ま: 眠っているアイデア!?
   それって・・・休眠している特許などの事ですか

あ: いやいや。。。
   特許の取得までの価値・・・
   つまり企画自体の価値だよ

ま: でも、それは価値として認められにくいんじゃありません?
   人の頭の中や会話の中だけの企画って
   価値として認められないでしょ?
   やはり特許、著作権が発生するカタチにしないと・・・

あ: 法的にはね、、、
   企画書立案の進め方
   そして企画自体の売買
   他社ではボツ企画になっちゃったもの
   我が社でやれば・・・・!!! なんて事があるかもしれない・・・
   アイデアと実現のアンマッチを解消するっていうか・・・

ま: アイデアの売買なんてできるのかな。。。

あ: 企画、事業計画など
   データベース化され、どんどん蓄積されていくようになってくると
   数年後、数十年後には企画だらけになっちゃう。。。

ま: 企画倒れも多く含まれるんでしょうけど。。。

あ: 特許など「権利」として認められている知的資産以外でも
   例えばアイデアや構想段階、採用されなかった企画など     
   時代や環境、そして実行者などの条件によって
   日の目を見る知的資産もあると思うんだよ
   事業化に至らなかったアイデアが
   環境の変化によってそのまま採用されるって訳じゃなくて
   この積み重ねによって新しいアイデアが創造されてくるんだし。。。
   従来は一人の「脳」の中で
   こうした過去のアイデアが積み重なって行くことによって
   洗練された企画が生まれてくるんだと思うけど・・・
   これを複数の人間、つまり組織として
   アイデアを創造するプロセスを
   あたかも人間の「脳」の働きを真似するかのように、、、

ま: 企業の情報システムって
   管理や業務フローの統一化など
   コスト、業務管理を目的としたものが多いわけですけど
   
今は価値としてなかなか評価が難しい
   アイデアを生む為の源泉、企画力といった
   「知的財産を生む力」を作る事が大切なんですね

あ: 「知」を製造する・・・「知・製造業」!
   業種、業態に関係なく
   企業活動はみんな「知」製造業だ!!

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:34| 流通