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2008年07月14日

【流通】三菱商事、プラスチック製物流資材初のオフセット活動に排出権販売

ーープラスチック製物流資材初のオフセット活動に排出権販売ーー

三菱商事は、岐阜プラスチック工業が実施する国内初プラスチック製物流資材のカーボン・オフセット活動に賛同し、同社へ排出権を販売する。このカーボン・オフセット活動は、岐阜プラスチック工業が9月1日以降に販売するプラスチックリターナブル容器「リスボックス」において、製造段階で排出されるCO2をオフセット(相殺)するもの。

「リスボックス」は「ダンボール代替品」として、繰り返し使用することで森林資源の消費量を削減できる環境配慮型商品。

同製品の製造で消費される原材料や電力・燃料から排出されるCO2(一個あたり約3kg)を、同社が販売する排出権でオフセットし、環境活動への取組を促進するもの。同社社が販売する排出権は、国連で承認済みの温室効果ガス削減プロジェクトから生じた排出権であり、最終的には日本政府に譲渡されることで京都議定書で定められた日本の温室効果ガス削減目標である「6%削減」に貢献する。

同社は今後、日本の民生部門・業務部門の排出量が増加している現状を踏まえ、カーボン・オフセット活動を通じた温室効果ガスの削減にも積極的に貢献していこうと考えている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:42| 流通