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2003年10月02日

【流通】購入と消費のギャップをうめるメンタルサービス

――ピースマインドとシステム・テクノロジー・アイ、
 学習ソフト「iStudy」シリーズにオンライン診断サービス提供――

 

 
 
『ピースマインドとシステム・テクノロジー・アイ、
   学習ソフト「iStudy」シリーズにオンライン診断サービス提供』

ピースマインドは、システム・テクノロジー・アイと提携し、
学習ソフト「
iStudy」シリーズにメンタルヘルスのオンライン診断サービスの提供を開始する。
「iStudy」シリーズは、IT関係から語学、ヒューマンスキルまで100以上の学習コンテンツを、
webなどの学習環境で提供しているIT技術者のスキルアップのための学習ソフトウェア。
テクノロジーを取得したエンジニアの証に、Certification(認定資格)を提供する。

今回開始するオンライン診断サービス「iStudy Web for Mental Health」は、IT企業及びエンジニアに50問程度のメンタルヘルスケアの診断を、オンラインストレスチェックサービスとして提供する。ピースマインドの専門のカウンセラーによるオンライン相談や対面相談のオプションも設け、診断から相談までの総合サービスを提供するというもの。


あ: はぁ。。。 ちょっと疲れたなぁ・・・

ま: 顔色良くないですよ「あ:」さん
   具合でも悪いんですか???

あ: 具合は悪くないと思う・・・
   ちょっと悩み事があってね。。。

ま: 悩み事ですか・・・
   でも「あ:」さん、悩み事がない時ってないですよね

あ: 常に何かに悩んでいるんだよ・・・僕は・・・

ま: いえいえ、お金がないなぁって
   いつもグチこぼしてるじゃないですか

あ: そんなのじゃないの! もっと深刻な話!

ま: 僕で良ければ相談にのりますけど・・・???

あ: いや、ちゃんとした人に話を聞いてもらうことにするよ
   僕なんてまだまだ精神的に未熟なんだろうね、、、
   体だけじゃなくて   
   やはり精神の鍛錬も必要になってくるよ
   
スポーツジムへ通って体を鍛えるように
   メンタル面も鍛える「メンタルジム」
って
   これから流行るかもしれないね

ま: 今、メンタルケアって
   働く人にとって非常に興味を引くキーワードとなっていますよね
   雑誌でも。。。 メンタルヘルスの特集など
   よく見掛けるようになりましたよ

あ: チェックシートなんかあったり。。。。
   あれって大概の人があてはまっちゃうように思っちゃうんだよね
   企業にコンサルタントなどがいるように
   個人、生きていく上で必要なコンサルタント機能が
   メンタルヘルスなのかもしれない

ま: でも、これが流通と何か関係あるんですか???

あ: みんな疲れてるんだよ

ま: ??? いきなり・・・なんですか?
   そりゃ 働いたら疲れるのは当たり前です

あ: いやいや、働く事以外にも
   消費すること自体に疲れている
のかも!?

ま: 消費して疲れる!?
   あぁ!わかりましたよ
   買い物に出かけた後って結構疲れるんですよね
   足のふくらはぎだとか、全身だるーくなっちゃって・・・

あ: それは消費に疲れてるんじゃなくて
   単なる運動不足からくる疲れだと思うけど?
   そうじゃなくて・・・
   
一つの商品を消費するのに
   必要な情報、時間が増えてきた
んじゃないかな?

ま: えっ?
   でも、手に入れる店舗が身近に出来たり
   ネットも上手く活用すれば
   すばやく、そして低価格で購入できるようになったと思いますけど・・・

あ: 確かに早く、しかも低価格で購入できるようになったかもしれない
   でも、それは「購入」という行為であって。。。
   消費となると。。。一部商品については一概には言えない

ま: あれ? 購入と消費。。。
   別の意味で話をされてますか???

あ: 例えば・・・ 携帯電話一つにしてみても
   機能が次々と付加されていったり高度化している面もある
   購入してからその機能全般を使い切るに至るまでに
   どれだけの機能を使うことが出来るのか?
   買い換えまでに一度も利用しなかった機能があると思う・・・

ま: 全ての機能を使う必要なんてないと思いますけど?
   単にユーザーが必要としない機能もありますよ。。。
   
あ: 必要じゃないのか? 面倒くさくて使わないのか?
   機能の存在を知らないのか? 本当のところは分からないと思う・・・
   まぁ 何が言いたいかというと・・・
   
何度も何度も新しい商品に買い換えたりするのはいいけど
   果たして購入者がそれによって幸せになってるか?
ってことだよ

ま: そんなの。。。新しい商品を購入すれば
   幸せに決まってますよ
   携帯電話、パソコン、デジカメと
   次々に新しい商品を購入する人もいますけど
   とっても羨ましい限りですよ

あ: それがねぇ。。。 幸せとは限らないと思うんだよね
   その人にとって、
最も適した商品に出会う旅をし続けてるって言うか・・・
   本当のパートナーと出会えていないって言えるかもしれない

ま: そりゃぁ これだけ次々と
   新しい機能が開発されたりすれば
   仕方ありませんよ
   時代遅れになってまで
   じっと同じ商品を使い続けるのもイヤですよ
   まぁ人それぞれでしょうけど。。。

あ: 要するにそこなんだよ!!!
   同じ商品を購入したからといって
   みんな同じ満足の仕方じゃない
   「購入」と「消費」を使い分けている理由はこれだよ
   つまり
満足できる(条件で)「購入」はできても
   満足できる「消費」ができるかどうか???
わかんない
   消費に対するメンタルケアが必要かもって言っているのは
   このあたりのギャップを埋める
   メンタルサービスが有効と思うからなんだよね

ま: 消費に対するメンタルケアですか・・・
   例えば、自分に今必要な携帯の機種は
   どのキャリアでどの機種なのか?
   ライフスタイルや個人的な趣味、デザインも含めて
   一番適した商品を勧めてくれるって事ですね?

あ: 購入した後の使い方も教えてくれたり・・・
   家電製品以外でも
   食材であれば美味しい調理方法だったり。。。

ま: その食材を選ぶ際も
   きっちりアドバイスが頂けたり・・・

あ: 情報は自分で調べて自分で判断するっていう人には
   「おせっかい」なサービスかもしれないけど・・・
   疲れる・・・っていう人にはとっても有り難いと思う
  
   つまり購入が価値交換の最終局面じゃなく
   どのような消費をされたのか?
   そこまでが価値交換なんだよ

ま: まるで恋愛ですね・・・
   新しい商品を買い続ける人は
   本当に最適な商品に出会うまでの旅をし続けている・・・
   僕はずっと旅人ですよ。。。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:42| 流通