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2003年10月09日

【流通】ネット進出は売上げ拡大から利益拡大へ

『ヘブン、大型ショッピングモール「カウマート」本格運営開始 』

ヘブンは、同社プレオープンしていた大型ショッピングモール「カウマート」の本格運営を開始した。
カウマートは「気軽に買いやすい」をモットーとし、店舗全店共通のデザイン、掲載写真を大きくシンプルな構成にしている。消費者は、全店で購入すれば自動的に「カウマートポイント」を入手。ポイントに応じたキャッシュバックを受けることができる。
また出店者に対しては、出店料・月維持費を完全無料とし、売上げに対するロイヤリティのみを請求。現段階では出店対象をリアルで店を構えている店舗に限定。


ま: 「あ:」さん
   家具要りませんか?
   知り合いが引っ越しするそうなんですけど
   要らなくなった家具の処分に困っているようでして・・・

あ: 処分に困るようなモノを人に勧めるなよ!!

ま: いえいえ それがですねぇ
   結構良いモノらしいんですよ
   なんでも有名なデザイナーのモノだとかで・・・
   その方はインテリアにこだわる方でして
   使わないのに「良い!」って思えば買っちゃうそうなんですよ
   使ってない一室には家具がいっぱい!
   あれだったら、商売できますよ!!!

あ: コレクションだから商売する事はないかもしれないけど
   まぁ趣味をそのまま商売にできれば良いことだよ!
   いっそ、ネットで販売してみれば?

ま: 僕も勧めています
   楽天に出店してみれば?って。。。。

あ: 今や契約している企業数は
   なんと12,000以上!


ま: 12,000もあるんですか!!
   全部見て回るのは到底不可能だな。。。

あ: ネットで全部見る必要はないでしょ。。。。

   日本におけるネットビジネスの草分け的存在の一つ!
   もはや
日本のネット社会における越後屋だね

ま: もう数十年もすればネット業界の老舗ですよ
   そこへ出店している店も同じく。。。。

あ: 今日紹介するサービスも
   同じようにネット上でのショッピングモールなんだけど
   特徴は、出店費用や月額のシステム利用料などがなくて  
   売上げに対するロイヤリティのみになっている。。。

ま: イニシャルコストのリスクがない・・・
   毎月の固定額のリスクもない・・・
   ECサイト数が今や日本国内で162万社にものぼる
   言われていますが
   それでも尚、ネット販売に進出していない事業者にとって
   一つのきっかけになるかもしれませんよ
   出店必要なコストがかかりませんから。。。

あ: 従来のショッピングモールに出店していない 
   リアル店舗の経営者にとって
   ネットへの出店が行いやすい・・・・・
   販売チャネルの拡大という意味においては
   有効な手段となりそう。。。
   ある意味、既存リアル店舗の広告活動という意味合いでも
   十分機能を果たしてくれる

ま: 現在、Yahoo!ショッピングでも
   同様のキャンペーンを展開しています
   出店時の費用を極力かけないで済むようにして・・・
   携帯電話のモデルにも似ています。。。

あ: あと成功事例がいろいろ聴かれるけど。。。
   失敗から多くを学び
   フィードバックしていく必要があるんじゃないかな
   販売チャネルの拡大。。。 
   そんなに簡単にうまくいくかは?わからないけども
   ショッピングモールへ出店し、
   上手く成功したとき、つまり販売実績が上がり始めたとき
   今まであまり中心としてきたエリアでない
   顧客にも対応していかなければならない。。。
   つまり、
決済、そして配送に至るまでの一連の過程 
   梱包、発送手続き(伝票発行)などなど、、、
   今度は
今までとは異なる「課題」が発生してくるはず・・・

   販売数が伸びてきた場合だけど
   気が付けば利益が思ったほど残っていない!とかね。。。

ま: まるで大企業が抱えている問題にも発展しそうですね

あ: 出店して、販売実績も上がってきた。。。
   そこで、もう一度よく考えてみると
   今までにないコストが必然的に発生してくる・・・
   今度はそこをどうやって解決していくのか?
   つまり利益を
確保できて、ネット販売
   
あるいはショッピングモールへの出店が成功した!
   っていえると思う

ま: でも、今までにない新たな課題に対して
   個々の事業者さんが一つ一つ解決していくのも
   限界がありそうな気がするんですが・・・・
   スケールメリットも見込めませんし。。。

あ: 商取引とは違う、バックグラウンドの整備が必要となってくる
   
ネット販売における商物分離体制
   小規模事業者にとっても必要となってくるのかもしれない
   それらをオールインワンで行うサービス。。。
   例えば商品の調達から在庫の管理、梱包
   発送手続き、発送、そして決済。。。
   これらをオールインワンで出店者が利用できるサービス。。。
   大企業で行われてきたコスト削減、SCM的な発想というものも
   必要とされてくる

ま: ショッピングモールへの出店、
   或いは独自でネットショップを立ち上げた際
   大企業が行ってきたアウトソーシングやSCM的発想が
   必要になってくるんですね

あ: ネットへの進出は気軽に、リスクも少なく。。。
   更に進出後の成功、、、 利益を生むという体制づくりへ
   
ネットの利用は売上げ拡大から利益確保の時代なんだよ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:35| 流通