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2004年02月26日

【流通】伊藤忠商事 中国最大手食品事業グループと外食事業展開へ

――日本食材の需給バランスに影響も――

伊藤忠商事は、頂新国際集団傘下の外食関連業務統括会社 頂巧(開曼島)控股有限公司と、中国、台湾、香港における外食フランチャイズ事業を経営・管理するホールディングカンパニーを設立した。
新会社名は「頂創(開曼島)控股有限公司」。頂巧(開曼島)控股有限公司が65%、伊藤忠商事(株)が35%となり両社合計の投資額は4百万米ドル。
設立に先駆け昨年12月24日、北京で焼肉業態1店舗をオープン。2月18日には日本レストランチェーン大手とセルフ型コーヒーショップに関してマスターラインセンス契約を締結し、今春上海に1店舗目をオープンする予定。
日本の外食産業が中国本土内で普及してくると、中国の消費市場の規模から、今まで日本国内で手頃だった食材が一気に高騰するなど、利用される食材の需給バランスが変化する可能性もある。今後、中国市場への進出と同時に日本国内も含めた食材流通が変化しそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:58| 流通