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2004年03月09日

【流通】服の情報、マネキンから携帯へ発信するシステムを開発

――新しい情報発信と買い物スタイルへ――

大日本印刷、NTTドコモ関西、七彩の3社は、百貨店や衣料専門店向けに、マネキンが着ている服の情報を、目の前で即座に、自分の携帯電話に受けることができるシステムを共同で開発した。
顧客は店の会員になり、個人の識別情報を登録したICタグが入っているカードやストラップを受け取る。マネキンの近くに立ち、受け取ったカードやストラップをかざすと、マネキン内の読み取り機がICタグの個人情報を読み取り、サーバーへ送信。会員であることを確認した後、顧客が保有する携帯電話へ様々な情報をメールで送信する。
例えばマネキンが着ている服の情報や色違いサイズの有無、上下の服を組み合わせた時の画像などの情報を受け取ることができる他、会員特有クーポンを送ることもできるという。
店側にとっては、マネキンの服に興味を持った人の数や実際に購入した人の数などが把握できるほか、季節に応じた新商品の広告を送信することもできる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:39| 流通