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2004年03月09日

【知識】寿命長く軽い牛乳瓶 石塚硝子・明治乳業が共同開発

石塚硝子は、明治乳業と共同で、傷つきにくい宅配用牛乳瓶を開発した。
合成ゴムとウレタン樹脂を混ぜ合わせた新開発の樹脂を塗布することで、瓶の強度劣化を防ぐ薄膜化技術を開発。従来の牛乳瓶では家庭から回収し25回ほど再利用すると傷が目立っていた、今回の新しい技術により80回使っても傷がつかず、環境負荷が低減できる。又、重量も140グラムと従来に比べ約20%軽量化された。石塚硝子は4月から年間2500万本を量産。明治乳業は9月から宅配用に順次導入し、従来の200ミリリットル瓶と置き換える予定。
リターナブル牛乳瓶の長寿命化、軽量化により、環境問題、物流コストの低減につながる技術として注目され、今後ロジスティクスには製造・研究開発部門の役割も大きくなってくると考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:49| 知識