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2004年03月29日

【流通】コカコーラ 資生堂 共同ブランド展開

――業種を越えた目的別ブランド――

日本コカ・コーラ資生堂は、グレープフルーツの香りが脂肪燃焼につながるとの理論による新ブランド「アロマワークス」を共同開発、飲料水とボディー用化粧水をそれぞれ発売する。
この理論は資生堂が2002年に開発、応用したボディー用美容液のヒットにつながった。
新商品は日本コカの「ボディースタイルウォーター」(410ミリリットル、税込み160円)、資生堂は「ボディースタイリッシュミスト」(180ミリリットル、同892円)。グレープフルーツの果汁や香料、カフェインなどを配合している。
この理論は資生堂が2002年に開発。応用したボディー用美容液がヒット。今回、ダイエットブームを背景に、美容分野の開拓を目指していた日本コカコーラ側が共同展開を提案。コンビニやスーパーなどに共同での商談により、新たな売り場や顧客層を取り込む。
異業種間の連携ではトヨタ自動車や松下電器産業などが展開する統一ブランド「WiLL」があげられるが、今回は商品の開発から売場での展開までの流通を共同で行う点で、異業種間のブランド確立プロセスが注目される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:36| 流通