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2004年04月22日

【流通】音楽配信の事業会社設立

――新たな音楽ライフ、音楽流通も転換期?――

オーディオ機器メーカー8社の共同出資により音楽配信の事業会社が設立された。社名を「エニーミュージック株式会社」という。同社は、ブロードバンドネットワークを利用した総合音楽サービスのプラットフォームを提供する。サービス名を「Any Music(エニーミュージック)」とし、5月20日よりサービスを開始する。

楽曲については、国内の主要なレーベルから初期で約38,000曲が用意され、価格はシングル158円〜、アルバム1,050円〜 提供される予定。この他、FM放送企業及びリアルのCD販売企業とも提携し、FMでオンエア中の楽曲情報の閲覧が可能、またCDのオンライン購入やダウンロードによる購入も可能となる。

同サービスは、エニーミュージック対応オーディオ機器へ、音楽を直接配信することで提供される。これに伴い、
ソニーマーケティングから、エニーミュージック対応のネットワークオーディオシステム「NET JUKE(ネットジューク)」が5月20日(エニーミュージックサービス開始と同様)に発売される。NET JUKEは、ダウンロードした音楽やデジカメ撮影による画像などを蓄積でき、さらに電子メールやインターネットに対応している。利用は、同機をテレビや専用モニタに接続することにより、画面上にグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が表示され、これを操作することで使用できる。
この様にパソコンを使わなくても十分に楽しむことはできるが、
バイオ(ソニー)でのストリーミング再生やメモリースティック、USBでの接続によってNet MD対応のポータブル機器による持ち出しも可能。

今回、ハードと共に、その活用のバックボーンとなる音楽コンテンツが充実することになる。これにより、新たな音楽ライフの確立へ大きく前進し、音楽流通の世界も本格的な転換期を迎えるかもしれない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:29| 流通