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2004年04月22日

【知識】エムティーアイ 渋滞予測機能搭載の「渋滞近道マップル」開発

エムティーアイ(MTI)は、提供するコンテンツ「渋滞近道マップル」の情報を拡張させる。既存の駐車場情報に加え三井不動産のリパーク事業本部から駐車場情報の提供うける。

「渋滞近道マップル」は世界初の渋滞予測機能を搭載した画期的なコンテンツ。従来のデジタル化された地図情報は、刻々と変化する道路情報のデータ蓄積を待って、配信情報をコンテンツに反映させる為、ユーザーにとっては、現在の情報を数秒から数分遅れで受け取ることになっていたが、この渋滞予測機能は、既に蓄積されている情報と現在変化している情報を併せて、今後の変化を予測した情報を提供する。

今回追加する駐車場情報も、現在の駐車場情報に加えて、一部の駐車場では満車空車情報を提供。事前に駐車場の空き具合を確認出来る。加えてiモードの位置情報取得機能に対応しており、利用者の近くでその他の駐車場情報を提供することも可能である。入車制限なども配信しており到着したが駐車できなかったなどといった問題も回避できる。

地図のデジタル化により、利用方法も多岐になり始めている中、デジタル化された地図情報をそのまま提供するだけでなく蓄積されたデータベースとのリレーションにより、より精度の高い予測情報の提供が可能になってくると考えられる。物流的な側面での最適なシステム構築時にこうしたデータベースがアルゴリズム的価値としてロジスティクス的な視点から非常に重要となってきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:07| 知識