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2004年05月26日

【流通】住友商事、傘下の発電事業会社と電力小売事業会社統合

――社会的インフラサービスの流通変革――

住友商事は、傘下の発電事業会社(風力発電、木屑バイオマス発電、石炭・ガス火力発電)と電力小売事業会社を統合し、「サミットエナジーホールディングス株式会社」を設立した。住友商事が100%出資する。
今後、住友商事が保有する各事業会社の株式を、今年9月までを目処に順次統括会社に移転し、この統括会社を通じて日本における電力・エネルギー関連分野での事業の企画・開発・推進・運営並びにエネルギー(電気、蒸気、自然エネルギーを含む)の供給に関する事業拡大を目指していく。
「電力」という目に見えない商品流通は、規制緩和により今後大きく変貌を遂げようとしており、産業用電力などを中心に、新たな販売会社が台頭し始めている。今後は一般家庭においても、調達先が多様化することも考えられ、公共サービスにおいての規制緩和による新たな流通構造が構築されてきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:07| 流通