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2004年06月04日

【流通】デル、プリンタ事業に参入

――消耗品流通にもダイレクトモデル――

デルは、戦略的分野である「ソフトウェア&周辺機器」ビジネス強化の一環として、新たにプリンタ事業に参入する。今回発売する製品は、インクジェット複合機「デル オールインワンプリンタ922」と、モノクロレーザプリンタ「デル レーザプリンタ1700n」の2機種。市場規模の大きいインクジェットおよびレーザプリンタ市場において、低価格かつ高機能のエントリーモデルを投入することで、プリンタ市場での浸透を図る。
 
デルはプリンタにおいても、これまでのPCやサーバ、周辺機器製品と同様に、デル・ダイレクト・モデルを採用。PCと一緒に購入するユーザーに対する窓口の一本化の他、消耗品の購入が簡単に行える独自のインク/トナーマネジメントシステムの採用などによって、ユーザーのTCO(Total Cost of Ownership:総保有コスト)削減に貢献する。
パソコンで築き上げたダイレクトモデルを、プリンタでも応用することによって、繰り返し受注が発生する消耗品に関する流通においても、独自のシステム採用による優位性を構築しようとする姿勢が伺える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:25| 流通