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2004年06月17日

【流通】リコー、電子文書の原本性を確保するソフト用の「TrustyCabinetクラスタオプション」を発売

――著作権発生時の管理ツールにも――

リコーは、電子文書の原本性を確保するためのソフトウエア「TrustyCabinet(トラスティキャビネット)」シリーズのアドオンソフトとして、「TrustyCabinet クラスタオプション」を発売する。
「TrustyCabinet クラスタオプション」を、「TrustyCabinet」サーバーシステムに組み込むことにより、万一、メインサーバーがダウンしても、バックアップサーバーに自動的に切り替るので、24時間・365日ノンストップでシステムを稼動させることが可能。これにより、官公庁や自治体における電子申請の受付が24時間可能となり、ホスティング/ASPサービスなどの分野ではサービス体制の強化が可能となる。
「TrustyCabinet」シリーズは、Microsoft社のWindows(R)環境対応版「TrustyCabinet V1」、およびSun MicroSystem社のSolaris(TM)環境対応版「TrustyCabinet UX V1」の2種類があり、電子文書に対する改ざん検知やバージョン管理、アクセスログの管理などを行うことで、電子文書を「原本」として取り扱うことを可能にした。
「TrustyCabinet UX V1」は、2001年11月に、情報技術セキュリティに関する国際的評価基準である「ISO15408」の「EAL3」の認証を、原本性の確保をするためのソフトウエアとして初めて取得している。
著作物の権利が発生した時間の証明などへの応用も考えられ、電子文書の原本管理に対する需要に応えるシステムとして期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:09| 流通