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2004年06月28日

【流通】クボタ、家庭菜園向けミニ耕うん機を発売

――市場創造に伴う流通形成――

クボタは、家庭菜園用に一般消費者でも簡単な操作で安心して使えるミニ耕うん機「菜ビ(なび)」、「陽菜(はるな)」を発売する。
歩行型耕うん機の市場は、農家の自家菜園用を中心に形成されているが、家庭菜園向け製品が菜園ブームを背景に新たな市場として形成されつつある。このような状況において同社は、耕うん機初心者ユーザーでも安全で操作がし易く、低価格なミニ耕うん機シリーズを投入、家庭菜園向け市場の拡大を図る。
最大出力3.0馬力という高出力のエンジンを搭載し、総重量を48kgと軽量化、耕うん幅を400mmに押え小型化したことにより、高齢者・女性でも扱いやすい。また菜園への出入りやあぜ越えがスムーズにできる超低速と、歩行に合わせた速度の2段階の速度設定が可能で初心者でも安心して操作ができる。 
初年度の販売目標台数は15,000台としている。
家庭菜園ブームは、ライフスタイルの多様化により盛んになってきた。こういったユニークな商品に対して、理想的な製造ライン、物流ライン、販売網確保といった流通プロセス構築が必至であり、各々が市場変化にたいして幅広く且つ独自の視点を持つ必要が出てきそうである。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:55| 流通