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2004年07月30日

【流通】am/pmジャパン、郵政公社24時間受け取りサービス 開始

――コンビニに生まれる新たな物流ニーズ――

am/pmジャパンは、日本郵政公社と、2004年7月30日(金)から東京都心部の30店舗で、書留や小包など、受け取りに受領印が必要な郵便物を一時預かりする会員登録制のサービス、「am/pm書留・小包 受け取りサービス」の会員募集を開始する。
このサービスは、日本郵政公社が配達する郵便物のうち、受け取りに受領印が必要な書留や小包(ゆうパック)について、am/pm店舗内に設置された「フルタイムボックス」(
フルタイムシステム社製)で一時預かりをし、利用者はいつでも来店して郵便物を取り出すことができる。
配達方法は、郵便配達員が利用者宅を訪問した際、不在ならフルタイムボックスに配達する「不在時転送」と、郵便配達員が利用者宅を訪問せず、直接フルタイムボックスに配達する「指定配送」の2種類。
従来、書留や小包等の受領印が必要な郵便物は、受取人が在宅しているときしか受け取れず、外出時に郵便配達員が訪ねてきた場合は再配達が必要であるという手間があった。本サービスはこの手間を軽減し、「いつでも、どこでも」書留や小包を受け取れるようにすることを目的とする。
コンビニ網の活用方法として、ユーザー側が自由に受取店舗を選べるようにするなど、利便性を高めたサービス展開には、横断的な運用システムの開発と、顧客インターフェイスがキーになってくる。今後、他のコンビニチェーンも巻き込んだ展開、もしくは他チェーン独自のサービス登場など、コンビニを舞台とした、消費者に対する商品受け渡しサービスが拡充されてきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:37| 流通