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2004年08月12日

【流通】アップルストアアフィリエイトプログラム開始

――Webの世界における他店舗化戦略――

アップルストアは、アフィリエイトプログラムを開始する。
このプログラムはWebサイトを運営する法人・個人とアップルがパートナー契約を結び、パートナーサイトからアップルストアへの誘導で成約したビジネスに対し、パートナーに紹介料を支払う。
パートナーとなった法人・個人のサイト運営者は、アップルからバナー、商品画像、商品紹介のテキスト情報の提供を受け、それらを使い自身のサイト内でアップルストアへの誘導をおこなう。
なお、どのパートナーのサイトからの誘導であったかをトラックするために、LinkShareのシステムを利用する。
パートナー登録には、
専用サイトから申込を行い、アップル側の審査後、オンラインでパートナー契約を締結する。
LinkShareによって把握されたユーザがアップルストアで商品を購入した場合、通常購入税引き価格の1%がアップルよりパートナーに支払われる。
アフェリエイトプログラムは、大手Web販売事業者などにより採用されており、個人Webサイト運営者にとっても、収入源の一つともなっている。中には有力なディストリビューターともなっている個人サイトも登場するなど、Web内における流通戦略の一環としても注目が集まる。今後、Web販売事業者にとって、コアなファン層の拡大と、Webの世界における自社の流通網構築、ブランド構築という観点から、アフェリエイトプログラムの活用方法が大きなキーとなってきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:38| 流通