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2004年08月18日

【流通】セブン−イレブン・ジャパンとアサヒビール 商品共同開発

――定番商品 vs共同開発商品――

セブン−イレブン・ジャパンアサヒビールは、共同開発したプレミアム生ビール『こだわりの極(きわみ)』の缶500mlを、8月21日から首都圏地区のセブン−イレブン酒類扱い店舗約3000店で販売を開始する。 
本商品は、セブン−イレブンへ来店する1日1000万人にものぼるPOSデータに基づいた、販売情報や様々なオリジナル商品の開発で培ったノウハウと、アサヒビールの商品開発のノウハウを活かした商品。
これまで、缶350mlを6月30日(水)から関東・山梨地区の約3900店で、7月21日(水)から全国約8,700店のセブン−イレブン酒類扱い店で販売をしており、発売から約1ヶ月間で約250万本を販売。チルドビールでは異例の記録を達成している人気商品。今回は、消費者からの要望も受け、缶500ml容器を発売することとなった。
POSデータの他、消費者のニーズを収集し、商品化へとつなげるマーケティング能力と、消費者が求める水準の商品を開発・商品化・生産体制を構築するメーカー側のノウハウを融合したコラボレーション商品。コンビニとして他チェーンとの差別化を図る上で、独自商品の開発も必要とされており、今後もこうしたコラボレーション商品に注目も集まる可能性もあり、消費者が目にする陳列棚には、定番ブランドの他、小売りチェーンの独自商品が並ぶことも考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:37| 流通