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2004年10月08日

【流通】スリーエフとJR東日本、横浜エリアの「スリーエフ」にSuicaを先行導入

――利便性に比例する電子マネーの普及――

スリーエフ東日本旅客鉄道は、利用者の利便性の向上を図るため、スリーエフ店舗へのSuicaによるショッピングサービス(電子マネー)の導入に向けた協議を進めてきたが、11月30日より関内駅付近4店舗とホテルメトロポリタンエドモント内1店舗の計5店舗に先行導入を行う。
スリーエフは、現在1都3県でコンビニエンスストア626店舗を展開中。今回、計5店舗にてSuicaを先行導入し、利用者の利用シーンなどを検証しつつ、導入店舗、エリアの拡大を行っていく。また、スリーエフにて開発を進めている新業態店舗の展開に合わせてSuicaを導入していく予定。
なお、Suicaによるショッピングサービス(電子マネー)は、2004年3月に開始し、現在までに電子マネー対応Suicaカード発行枚数は約410万枚、1日あたりの利用件数は約7万件となっている。
プリペイド型の電子マネーは、既に鉄道をはじめ利用シーンが広がりを見せている中、ポイントカード同様に、利用機関が限定的なサービスとなれば、消費者の財布に中に電子マネーを搭載したカードばかりとなるなど利便性が損なわれる。利用機関が限定されず利便性を高めるためにも、入金、支払いを可能とする共通のプラットフォームの構築が、電子マネー、そして電子マネーを利用した新しい買い物スタイルの普及につながる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:54| 流通