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2004年10月15日

【流通】サイバード、メガネドラッグがモバイル会員システムを全店で導入

――顧客とのつながりもモバイル環境で――

サイバードは、メガネドラッグが10月6日(水)から全店で開始した携帯電話による会員サービスに、「モバイル会員システム」の提供を開始した。メガネドラッグは、新たにモバイル会員サービスを導入し、全71店で携帯電話を利用したきめ細かな顧客サービスを通じ、リピート顧客の取り込みを狙う。
眼鏡小売市場では、眼鏡着用人口が増加する一方で、ファッション化の進展や、低価格チェーンの参入により、市場競争も本格化、顧客サービスの高さが他チェーンとの差別化において極めて重要なポイントとなっている。
こうした中、メガネドラッグは、サイバードをモバイルパートナーとし、携帯電話を会員証として活用するモバイル会員システムを導入。携帯電話を使ったマーケティングやFeliCa搭載携帯電話の活用など、サイバードが有するノウハウを活かし、携帯電話を活用した新たな会員サービスや顧客獲得施策等の企画・開発に継続的に取り組み、きめ細かな顧客サービス体制を低コストで確立、リピート顧客の囲い込みに取り組んでいく。
なお、今回開始された「メガネドラッグ モバイル会員サービス」は、ダイヤモンドコンピューターサービス(以下DCS)と協力し、DCSが構築した基幹会員システムにサイバードのモバイル会員システムを同期させることにより実現している。
また、このモバイル会員システムは、FeliCa搭載携帯電話対応ASPサービスとして今後各社に提供していく。
各種小売店舗業者などにおける会員制サービスが増えてきているが、利用者にとって常に所持するモバイル端末を会員証にすることで、複数のカードを所持するよりも利便性が高くなる可能性もある。今後、電子マネーを活用した決済、ポイント管理システムなど、モバイル会員システムの機能拡充により、会員サービスのあり方と、買い物スタイルの変化、そして購買実績のDB化によるマーケティングへの活用が期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:48| 流通