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2004年10月19日

【流通】カゴメとオリックス、生色用トマト菜園で合弁会社を設立

――社内の無形資産の活用と流通構築――

カゴメと、オリックスは、和歌山県和歌山市加太(かだ)地区で、生食用のトマトを生産する「加太菜園株式会社」を10月8日に設立した。新会社はカゴメが70%、オリックスが30%を出資する。
加太菜園は大規模ハイテク菜園で、カゴメの栽培指導によりカゴメブランドの生食用トマトを栽培。第1期の温室面積は5.2ha、出荷開始は05年10月予定、年間出荷量は約1,500tを計画。第2期として5.2ha、第3期として9.7haの増設を予定している。
日本ではじめてトマトソース製造に成功した同社では、独自のトマト栽培・加工技術、バイオ技術を駆使した製品作りを行ってきた経験・ノウハウをもとに、生食用トマトの製造へと展開する。社内の無形資産の活用と流通ノウハウを融合した新たな野菜流通スタイル構築が期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:45| 流通