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2004年10月22日

【流通】京王電鉄、駅直結の複合商業施設「京王リトナード若葉台」をオープン

――鉄道会社の流通事業化――

京王電鉄では、京王相模原線若葉台駅高架下(場所:川崎市麻生区)に複合商業施設「京王リトナード若葉台」が本日オープンした。これは、同社の開発部門の「商業賃貸資産拡充」を目的とした事業展開の一環として開発した事業になる。
「京王リトナード若葉台」は、若葉台駅に直結する店舗として「啓文堂書店」や「フェニックス」(食品スーパー)などの8店舗で構成している。
今後は、「リトナード」の高架下の複合商業施設開発を、京王沿線で引き続き展開していく。
沿線を利用する顧客に対して最寄り駅のショッピングモールやアミューズメントの開設は高い利用率が見込める。人口の減少で、鉄道を利用する絶対数の増加も見込めない中、鉄道プラットフォームを利用した小売り事業とのコラボレーションによる新たなビジネスモデルへの展開が求められている。今後、こうした鉄道会社による小売り展開は、主要駅でのデパート展開の他、鉄道利用客の消費機会を逃さない細かな流通サービスの展開が予想される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:42| 流通