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2004年11月02日

【流通】ヤマト運輸、多頻度小ロットの輸送に対応した「クロネコボックスチャーター便」を発売

――新たな規格登場で効率化が期待される小ロット貨物輸送――

ヤマトグループは新商品「クロネコボックスチャーター便」を発売する。
多頻度小口化の流通を背景に、従来、自社配送網や貸切り輸送で運んでいた貨物は、特積み事業者の輸送網にシフトしている中、貸切り輸送の品質で小口貨物を低コストで輸送するサービスとして、既存の宅急便で使用するロールボックスパレットを活用した配送サービスを開発。従来の貸切輸送で低積載率による配送に関する問題を抱える企業に対して、最適な配送サービスの提供を行う。発売単位は1.1m×1.1m×1.7mのボックス1本単位、積載制限は600kg。
宅急便は、主に消費者宅への物流サービスで、独自の企画を設ける事によるプラットフォームサービスとして利用が拡大してきた。オークションの発達やネット事業者の台頭など、様々な商材が消費者宅へ送られる時代に、従来の宅配便規格を越える商材の配送に関する需要も増えてくると考えられる。また、企業物流においても、従来の特積み事業者のサービスと一線を画した単位と価格については、費用対効果の高いサービスとして注目される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:26| 流通