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2004年01月22日

【知識】航空手荷物のワンストップサービス実験開始

NTTデータや日本航空、佐川急便などは、手荷物に無線ICタグを取り付け、自宅から宅配業者に預ければ、自動的に搭乗する飛行機に搭載され、到着空港で受け取れるという実験を実施する。
この実験は国土交通省の空港を高度IT化するための構想である「eーエアポート構想」の一環として実施され、日本航空、全日本空輸、JALエイビーシー、新東京旅客サービス、福山通運、佐川急便が参加。
具体的なフローは、まず宅配事業者がモニターとなる利用者宅まで手荷物を引取り、その時点でRFIDを付与。集荷した手荷物を成田空港まで搬送し、爆発物検知装置(EDS)による安全性検査を受けた後一時保管する。出発当日に利用者が航空会社でチェックインすると、手荷物が自動的に空港内で仕分けされ、航空機に積み込まれる。利用者は到着した空港で、荷物を受け取る。又、利用者は自分の荷物の搬送状況を随時確認できる。実施期間は3月1日から25日まで。
消費者が利用する様々な物流サービスの垣根を取り払った、消費者に対するロジスティクス的なサービスとして、今後他の分野にも広がる可能性も考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:31| 知識